競馬の公正な運営維持と制度改善を目的とした改正案である。主な改正点として、一年以上の懲役刑を受けた者の馬主資格制限、農林大臣による指定市営競馬への監督権限の付与、都道府県・指定市間の組合結成の簡素化による地方競馬の秩序維持、違反行為への罰則強化が挙げられる。また、国営競馬の開催日数を地方競馬場と同一にし、重勝式勝馬投票法を新たに導入して収益増大を図るとともに、特権的な無料入場制度を廃止することとした。これらの改正により、より公正で効率的な競馬運営の実現を目指すものである。
参照した発言:
第5回国会 衆議院 農林委員会 第21号