国立国会図書館法に基づき、より効果的な図書館を設立するため、アメリカ議会図書館次長のバーナー・クラップ氏とアイオワ大学図書館長のチャールス・ブラウン氏を顧問として招聘し、その知見を活かして本法案を作成した。本法案の目的は、知識の集積拠点となる図書館を設立し、立法府のブレーンとして機能させることにある。また、各省庁に支部図書館を設置することで行政の効率化を図り、さらに全国の図書館を指導する立場として、統一的なカタログシステムを構築し、国内の蔵書情報を一元管理することを目指している。これにより、立法・行政の能率向上と、国会議員の政策立案能力の強化を実現する。
参照した発言:
第2回国会 衆議院 図書館運営委員会議院運営委員会連合審査会 第1号