海軍省軍需局機構等臨時特例
法令番号: 勅令第二百五十一號
公布年月日: 昭和20年5月2日
法令の形式: 勅令
朕海軍省軍需局機構等臨時特例ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十年五月一日
內閣總理大臣 男爵 鈴木貫太郞
海軍大臣 米內光政
勅令第二百五十一號
海軍省軍需局機構等臨時特例
第一條 大東亞戰爭中海軍省軍需局ノ機構ニ關シテハ海軍省官制第十三條乃至第十六條ノ規定竝ニ別表海軍省定員表軍需局ノ項中課長、局員ニ關スル規定、同表中理事官、屬及技手ニ關スル規定竝ニ同表備考第三號ノ規定ニ拘ラズ本令ノ定ムル所ニ依ル
第二條 軍需局ニ總務部、第一部、第二部、第三部及第四部ヲ置ク
總務部ニ第一課及第二課ヲ、第二部、第三部及第四部ニ各第一課、第二課及第三課ヲ置ク
各部及課ノ所掌區分左ノ如シ
【表】
第三條 軍需局ノ各部ニ部長ヲ置ク
部長ハ局長ノ命ヲ承ケ部務ヲ掌理ス
前項ノ外總務部長ハ局長ヲ佐ケ事務ヲ整理ス
第四條 軍需局ノ部長以下職員ノ臨時定員左ノ如シ
【表】
第五條 海軍省官制別表海軍省定員表中理事官專任一〇トアルハ理事官專任九、屬一四二トアルハ屬一三〇、三百十八人トアルハ二百八十九人、同表備考第七號第一項中五以內トアルハ四以內、十五以內トアルハ十三以內トス
第六條 大東亞戰爭中海軍燃料廠長及海軍衣糧廠長ハ生產及技術上ノ事項ニ關シ、海軍軍需部長ハ艦營需品、燃料、被服及糧食ニ關シ各海軍省軍需局長ノ指示ヲ承ク
附 則
本令ハ昭和二十年五月五日ヨリ之ヲ施行ス
海軍艦政本部令第一條第七號中「又ハ」ヲ「、被服、糧食又ハ築城施設及一般施設關係ノ」ニ改ム
昭和十四年勅令第三百五十三號中「又ハ土木建築」ヲ「、築城施設及一般施設ニ關スル土木建築又ハ艦營需品、港用品、燃料、被服及糧食」ニ、「四十三人」ヲ「四十七人」ニ改メ「增置シ」ノ下ニ「海軍省軍需局、」ヲ加フ
大正九年勅令第五百五十六號中左ノ通改正ス
第五條ノ二 艦營需品、港用品、燃料、被服及糧食ノ生產、補給等ニ關スル事務ニ從事セシムル爲海軍省ニ臨時左ノ職員ヲ置キ軍需局ニ屬セシム
技師 專任九人 奏任
屬 專任三十人 判任
技手 專任二十六人 判任
前項ノ技師ノ定員ハ海軍省軍需局機構等臨時特例第四條ニ揭グル局員タル中少佐、主計中少佐及技術中少佐ト通ジテ同局局員ノ定數ヲ超エザル範圍內ニ於テ增減スルコトヲ得
朕海軍省軍需局機構等臨時特例ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十年五月一日
内閣総理大臣 男爵 鈴木貫太郎
海軍大臣 米内光政
勅令第二百五十一号
海軍省軍需局機構等臨時特例
第一条 大東亜戦争中海軍省軍需局ノ機構ニ関シテハ海軍省官制第十三条乃至第十六条ノ規定並ニ別表海軍省定員表軍需局ノ項中課長、局員ニ関スル規定、同表中理事官、属及技手ニ関スル規定並ニ同表備考第三号ノ規定ニ拘ラズ本令ノ定ムル所ニ依ル
第二条 軍需局ニ総務部、第一部、第二部、第三部及第四部ヲ置ク
総務部ニ第一課及第二課ヲ、第二部、第三部及第四部ニ各第一課、第二課及第三課ヲ置ク
各部及課ノ所掌区分左ノ如シ
【表】
第三条 軍需局ノ各部ニ部長ヲ置ク
部長ハ局長ノ命ヲ承ケ部務ヲ掌理ス
前項ノ外総務部長ハ局長ヲ佐ケ事務ヲ整理ス
第四条 軍需局ノ部長以下職員ノ臨時定員左ノ如シ
【表】
第五条 海軍省官制別表海軍省定員表中理事官専任一〇トアルハ理事官専任九、属一四二トアルハ属一三〇、三百十八人トアルハ二百八十九人、同表備考第七号第一項中五以内トアルハ四以内、十五以内トアルハ十三以内トス
第六条 大東亜戦争中海軍燃料廠長及海軍衣糧廠長ハ生産及技術上ノ事項ニ関シ、海軍軍需部長ハ艦営需品、燃料、被服及糧食ニ関シ各海軍省軍需局長ノ指示ヲ承ク
附 則
本令ハ昭和二十年五月五日ヨリ之ヲ施行ス
海軍艦政本部令第一条第七号中「又ハ」ヲ「、被服、糧食又ハ築城施設及一般施設関係ノ」ニ改ム
昭和十四年勅令第三百五十三号中「又ハ土木建築」ヲ「、築城施設及一般施設ニ関スル土木建築又ハ艦営需品、港用品、燃料、被服及糧食」ニ、「四十三人」ヲ「四十七人」ニ改メ「増置シ」ノ下ニ「海軍省軍需局、」ヲ加フ
大正九年勅令第五百五十六号中左ノ通改正ス
第五条ノ二 艦営需品、港用品、燃料、被服及糧食ノ生産、補給等ニ関スル事務ニ従事セシムル為海軍省ニ臨時左ノ職員ヲ置キ軍需局ニ属セシム
技師 専任九人 奏任
属 専任三十人 判任
技手 専任二十六人 判任
前項ノ技師ノ定員ハ海軍省軍需局機構等臨時特例第四条ニ掲グル局員タル中少佐、主計中少佐及技術中少佐ト通ジテ同局局員ノ定数ヲ超エザル範囲内ニ於テ増減スルコトヲ得