(健康保険法施行令外三件中改正ノ件)
法令番号: 勅令第三百六十四號
公布年月日: 昭和19年5月24日
法令の形式: 勅令
朕健康保險法施行令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年五月二十三日
內閣總理大臣 東條英機
厚生大臣 小泉親彥
勅令第三百六十四號
健康保險法施行令中左ノ通改正ス
第一條中「引續キ六月以上被保險者タリシ者」及「其ノ被保險者」ヲ「被保險者」ニ改ム
第二條第一項中「東京府」ヲ「東京都」ニ改ム
第三條中
第十五級
百五十圓
五圓
百四十五圓以上
第十五級
百五十圓
五圓
百四十五圓以上百五十五圓未滿
第十六級
百六十圓
五圓三十錢
百五十五圓以上百六十五圓未滿
第十七級
百七十圓
五圓七十錢
百六十五圓以上百七十五圓未滿
第十八級
百八十圓
六圓
百七十五圓以上百八十五圓未滿
第十九級
百九十圓
六圓三十錢
百八十五圓以上百九十五圓未滿
第二十級
二百圓
六圓七十錢
百九十五圓以上
ニ改ム
第五條ノ三第一項第一號中「五圓」ヲ「十圓」ニ改ム
第七條中「國、」ノ下ニ「東京都、」ヲ加フ
第九條ノ三中「千八百圓」ヲ「二千四百圓」ニ改ム
第九條ノ五第一號中「法人又ハ」ノ下ニ「東京都、」ヲ加フ
第十一條中「記載シタル書面ヲ」ヲ削リ「全部ニ送付スヘシ」ヲ「ニ周知セシムヘシ」ニ改ム
第十五條第二項中「各號」ヲ「第一號又ハ第二號」ニ改メ「厚生大臣」ノ下ニ「(第七十三條ノ規定ニ依リ監督官廳カ地方長官ナルトキハ地方長官)」ヲ加フ
第十八條、第二十六條第一項、第二十七條第一項、第二項、第五項及第六項、第三十九條、第四十一條乃至第四十二條竝ニ第六十三條第二項中「理事」ヲ「理事長」ニ改ム
第十九條第二項中「組合會議員」ヲ「議長及議員」ニ改ム
第二十條 削除
第二十二條 削除
第二十三條第一項及第二項中「理事」ヲ「理事長」ニ改メ同條第一項中「選擧人タル組合員」ノ上ニ「議員ノ選任方法ヲ選擧ニ依リタル場合ニ於テ」ヲ加フ
第二十四條中「任期、選定及選擧」ヲ「任期及選任」ニ改ム
第二十八條第二項及第三項ヲ削ル
第三十六條 組合ニ左ノ役員ヲ置ク
理事長 一人
理事 若干人
第三十七條 理事長ハ組合ヲ代表シ業務ヲ總理ス
理事ハ理事長ノ指揮ヲ承ケ業務ヲ執行シ豫メ理事長ノ定ムル順位ニ依リ理事長事故アルトキハ其ノ職務ヲ代理シ理事長缺員ノトキハ其ノ職務ヲ行フ
第三十八條 理事長ハ事業主又ハ事業主タル法人ヲ代表スル役員ノ中ヨリ監督官廳之ヲ命ズ但シ特別ノ事情アル場合ニ於テハ其ノ他ノ者ヨリ之ヲ命ズルコトヲ得
理事ハ組合ノ設立アル事業所ニ使用セラルル者ノ中ヨリ監督官廳ノ認可ヲ受ケ理事長之ヲ選任ス
第四十條中「又ハ之ヲ招集スルノ暇ナキトキ」ヲ「若ハ之ヲ招集スルノ暇ナキトキ又ハ事項ノ內容輕微ナルトキ」ニ、「理事」ヲ「理事長」ニ改ム
第七十條中「記載シタル書面ヲ」ヲ削リ「ノ全部ニ送付スヘシ」ヲ「ニ周知セシムヘシ」ニ改ム
第七十一條第一項中「厚生大臣」ヲ「監督官廳」ニ、同條第二項中「選定及選擧」ヲ「選任」ニ改ム
第七十三條 第二十三條第三項、第三十八條、第三十九條、第四十五條第一項、第四十九條、第五十四條、第五十五條及第七十一條第一項ニ於テ監督官廳トアルハ二以上ノ都道府縣ニ跨ル組合ニシテ厚生大臣ノ指定シタルモノニ係ル場合又ハ組合ノ合併若ハ分割ニ伴フ認可ノ場合ニ於テハ厚生大臣トシ其ノ他ノ場合ニ於テハ組合ノ主タル事務所ノ所在地ヲ管轄スル地方長官トス
第七十三條ノ六第四項ヲ左ノ如ク改ム
會長ハ總會ニ於テ推薦シタル者ニ就キ厚生大臣之ヲ命ズ
第七十三條ノ九第一項中「第三十七條乃至第四十二條」ヲ「第三十七條第一項、第三十九條乃至第四十二條」ニ、「第二十八條、第三十七條及第三十八條」ヲ「第二十八條及第三十七條第一項」ニ改メ「理事長トアルハ會長トシ」ノ下ニ「第二十六條、第二十七條及第三十九條乃至第四十二條中理事長トアルハ理事トシ」ヲ加ヘ同條第二項中「及第五十五條」ヲ「、第五十五條及第七十一條」ニ改ム
第七十四條第二號中「厚生大臣ノ認可ヲ受ケ」ヲ削ル
第七十五條第一項中「道府縣」ヲ「都道府縣」ニ改ム
第七十八條ノ二 削除
第七十九條ノ二 保險者ハ健康保險法第四十七條第二項ノ規定ニ依リ業務上ノ事由ニ因ル疾病又ハ負傷及之ニ因リ發シタル疾病ニ關シテハ轉歸ニ至ル迄、厚生大臣ノ指定スル疾病ニ關シテハ同法同條第一項ノ期間ヲ超エ通ジテ一年ニ至ル迄繼續シテ傷病手當金ヲ支給スルモノトス
第八十二條 削除
第八十三條ノ二 被保險者ノ資格ヲ喪失シタル際疾病、負傷又ハ分娩ニ關シ保險給付ヲ受クル者ノ健康保險法第五十五條ノ規定ニ依リ同一保險者ヨリ繼續シテ保險給付ヲ受ケ得ル期間左ノ如シ但シ業務上ノ事由ニ因ル疾病又ハ負傷及之ニ因リ發シタル疾病ニ關シテハ其ノ轉歸ニ至ル迄ノ期間トス
一 療養ノ給付ニ付テハ引續キ一年間
二 傷病手當金及出產手當金ニ付テハ被保險者トシテ其ノ給付ヲ受クルコトヲ得ベカリシ期間
第八十四條ノ三 健康保險法第五十七條ノ三ニ規定スル事由ハ同一ノ疾病又ハ負傷及之ニ因リ發シタル疾病ニ關シ左ニ揭グル事由ニ該當スルニ至リタルトキトス
一 厚生年金保險法ニ依ル障害年金又ハ障害手當金ヲ受クルコトヲ得ルニ至リタルトキ
二 前號以外ノ場合ニ於テハ療養ノ給付開始後二年ヲ經過スルモ疾病又ハ負傷治癒セザルトキ但シ業務上ノ事由ニ因ル疾病又ハ負傷及之ニ因リ發シタル疾病ニ關シテハ此ノ限ニ在ラズ
第八十七條ノ三第三項中「前二項ノ」ヲ削ル
第八十七條ノ四第三項ヲ左ノ如ク改ム
第八十三條ノ二第一項第一號及第八十四條ノ三第二號本文ノ規定ハ家族療養費ニ之ヲ準用ス
第九十二條第一項中「同法第四十八條ノ規定ニ依ル療養ノ給付ニ直接要シタル金額及」ヲ削ル
第九十四條 保險料額ハ各月ニ付各被保險者ノ標準報酬月額ニ保險料率ヲ乘ジテ得タル額トス
前項ノ規定ニ拘ラズ前月ヨリ引續キ被保險者タル者ガ其ノ資格ヲ喪失シタル場合ニ於テハ其ノ月分ノ保險料ハ之ヲ算定セズ
第九十四條ノ二 健康保險法第二十條ノ規定ニ依ル被保險者ニ關スル保險料ハ其ノ被保險者ト爲リタル月ヨリ之ヲ算定ス
前項ノ場合ニ於テ各月ノ保險料ノ算定方法ハ前條ノ例ニ依ル
第九十七條ノ二 前月ヨリ引續キ被保險者タル者ガ健康保險法第六十二條第一項各號ノ一ニ該當スルニ至リタル場合ニ於テハ其ノ月以後、被保險者ガ其ノ資格ヲ取得シタル月ニ於テ同法同條同項各號ノ一ニ該當スルニ至リタル場合ニ於テハ其ノ翌月以後同法同條同項各號ノ一ニ該當セザルニ至リタル月ノ前月迄ノ期間保險料ヲ徵收セズ但シ被保險者ガ同法同條同項各號ノ一ニ該當スルニ至リタル月ニ於テ同法同條同項各號ノ一ニ該當セザルニ至リタルトキハ此ノ限ニ在ラズ
第百一條ノ二中「府縣稅」ヲ「地方稅」ニ改ム
附 則
本令ハ昭和十九年六月一日ヨリ之ヲ施行ス但シ第一條、第七十八條ノ二、第七十九條ノ二、第八十二條、第八十七條ノ四第三項、第九十二條第一項、第九十四條、第九十四條ノ二及第九十七條ノ二ノ改正規定竝ニ第八十三條ノ二、第八十四條ノ三及附則第五項及同第六項ノ規定ハ昭和十九年法律第二十一號附則第十六條ノ規定施行ノ日ヨリ之ヲ施行ス
昭和十九年六月一日前ニ被保險者ノ資格ヲ取得シ同年同月同日迄引續キ被保險者ノ資格ヲ有スル者ノ同年同月同日ニ於ケル標準報酬ノ等級ガ從前ノ第三條ノ規定ニ依ル第十五級ニ該當スル場合ニ於テハ其ノ者ハ第四條第一項ノ規定ノ適用ニ付同年同月同日ニ於テ被保險者ノ資格ヲ取得シタルモノト看做ス
第九條ノ三ノ改正規定ニ依リ新ニ被保險者ト爲リタル者ハ健康保險法施行令中保險給付及費用ノ負擔ニ關スル規定ノ適用ニ付テハ昭和十九年法律第二十一號附則第十六條ノ規定施行ノ日ノ前日迄ハ被保險者タラザルモノト看做ス
厚生省關係許可認可等戰時特例中左ノ通改正ス
第五條第六號、第七號及第十四號ヲ左ノ如ク改ム
六から十四まで 削除
工場法施行令中左ノ通改正ス
第十三條ノ二第一項及第二項ヲ削リ同條第三項中「前二項ノ例ニ依リ」ヲ削ル
第十四條中「受ケ又ハ健康保險法ニ依リ療養ノ給付若ハ療養費ノ支給ヲ」ヲ削ル
第十五條中「又ハ健康保險法ニ依ル保險給付」ヲ削ル
第十六條第一項第一號ヲ左ノ如ク改ム
一 削除
第二十七條第一項中「療養費ノ支給ヲ受クル職工」ノ下ニ「若ハ厚生年金保險法ニ依リ厚生年金保險法施行令別表第一ニ於ケル癈疾ノ程度六級以上若ハ同表第二ニ於ケル癈疾ノ程度二級以上ニ該當スル職工」ヲ加フ
勞働者災害扶助法施行令中左ノ通改正ス
第十一條第一項中「受ケ又ハ健康保險法ニ依リ療養ノ給付若ハ療養費ノ支給ヲ」ヲ削ル
第十五條第一項第五號ヲ左ノ如ク改ム
五 削除
朕健康保険法施行令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年五月二十三日
内閣総理大臣 東条英機
厚生大臣 小泉親彦
勅令第三百六十四号
健康保険法施行令中左ノ通改正ス
第一条中「引続キ六月以上被保険者タリシ者」及「其ノ被保険者」ヲ「被保険者」ニ改ム
第二条第一項中「東京府」ヲ「東京都」ニ改ム
第三条中
第十五級
百五十円
五円
百四十五円以上
第十五級
百五十円
五円
百四十五円以上百五十五円未満
第十六級
百六十円
五円三十銭
百五十五円以上百六十五円未満
第十七級
百七十円
五円七十銭
百六十五円以上百七十五円未満
第十八級
百八十円
六円
百七十五円以上百八十五円未満
第十九級
百九十円
六円三十銭
百八十五円以上百九十五円未満
第二十級
二百円
六円七十銭
百九十五円以上
ニ改ム
第五条ノ三第一項第一号中「五円」ヲ「十円」ニ改ム
第七条中「国、」ノ下ニ「東京都、」ヲ加フ
第九条ノ三中「千八百円」ヲ「二千四百円」ニ改ム
第九条ノ五第一号中「法人又ハ」ノ下ニ「東京都、」ヲ加フ
第十一条中「記載シタル書面ヲ」ヲ削リ「全部ニ送付スヘシ」ヲ「ニ周知セシムヘシ」ニ改ム
第十五条第二項中「各号」ヲ「第一号又ハ第二号」ニ改メ「厚生大臣」ノ下ニ「(第七十三条ノ規定ニ依リ監督官庁カ地方長官ナルトキハ地方長官)」ヲ加フ
第十八条、第二十六条第一項、第二十七条第一項、第二項、第五項及第六項、第三十九条、第四十一条乃至第四十二条並ニ第六十三条第二項中「理事」ヲ「理事長」ニ改ム
第十九条第二項中「組合会議員」ヲ「議長及議員」ニ改ム
第二十条 削除
第二十二条 削除
第二十三条第一項及第二項中「理事」ヲ「理事長」ニ改メ同条第一項中「選挙人タル組合員」ノ上ニ「議員ノ選任方法ヲ選挙ニ依リタル場合ニ於テ」ヲ加フ
第二十四条中「任期、選定及選挙」ヲ「任期及選任」ニ改ム
第二十八条第二項及第三項ヲ削ル
第三十六条 組合ニ左ノ役員ヲ置ク
理事長 一人
理事 若干人
第三十七条 理事長ハ組合ヲ代表シ業務ヲ総理ス
理事ハ理事長ノ指揮ヲ承ケ業務ヲ執行シ予メ理事長ノ定ムル順位ニ依リ理事長事故アルトキハ其ノ職務ヲ代理シ理事長欠員ノトキハ其ノ職務ヲ行フ
第三十八条 理事長ハ事業主又ハ事業主タル法人ヲ代表スル役員ノ中ヨリ監督官庁之ヲ命ズ但シ特別ノ事情アル場合ニ於テハ其ノ他ノ者ヨリ之ヲ命ズルコトヲ得
理事ハ組合ノ設立アル事業所ニ使用セラルル者ノ中ヨリ監督官庁ノ認可ヲ受ケ理事長之ヲ選任ス
第四十条中「又ハ之ヲ招集スルノ暇ナキトキ」ヲ「若ハ之ヲ招集スルノ暇ナキトキ又ハ事項ノ内容軽微ナルトキ」ニ、「理事」ヲ「理事長」ニ改ム
第七十条中「記載シタル書面ヲ」ヲ削リ「ノ全部ニ送付スヘシ」ヲ「ニ周知セシムヘシ」ニ改ム
第七十一条第一項中「厚生大臣」ヲ「監督官庁」ニ、同条第二項中「選定及選挙」ヲ「選任」ニ改ム
第七十三条 第二十三条第三項、第三十八条、第三十九条、第四十五条第一項、第四十九条、第五十四条、第五十五条及第七十一条第一項ニ於テ監督官庁トアルハ二以上ノ都道府県ニ跨ル組合ニシテ厚生大臣ノ指定シタルモノニ係ル場合又ハ組合ノ合併若ハ分割ニ伴フ認可ノ場合ニ於テハ厚生大臣トシ其ノ他ノ場合ニ於テハ組合ノ主タル事務所ノ所在地ヲ管轄スル地方長官トス
第七十三条ノ六第四項ヲ左ノ如ク改ム
会長ハ総会ニ於テ推薦シタル者ニ就キ厚生大臣之ヲ命ズ
第七十三条ノ九第一項中「第三十七条乃至第四十二条」ヲ「第三十七条第一項、第三十九条乃至第四十二条」ニ、「第二十八条、第三十七条及第三十八条」ヲ「第二十八条及第三十七条第一項」ニ改メ「理事長トアルハ会長トシ」ノ下ニ「第二十六条、第二十七条及第三十九条乃至第四十二条中理事長トアルハ理事トシ」ヲ加ヘ同条第二項中「及第五十五条」ヲ「、第五十五条及第七十一条」ニ改ム
第七十四条第二号中「厚生大臣ノ認可ヲ受ケ」ヲ削ル
第七十五条第一項中「道府県」ヲ「都道府県」ニ改ム
第七十八条ノ二 削除
第七十九条ノ二 保険者ハ健康保険法第四十七条第二項ノ規定ニ依リ業務上ノ事由ニ因ル疾病又ハ負傷及之ニ因リ発シタル疾病ニ関シテハ転帰ニ至ル迄、厚生大臣ノ指定スル疾病ニ関シテハ同法同条第一項ノ期間ヲ超エ通ジテ一年ニ至ル迄継続シテ傷病手当金ヲ支給スルモノトス
第八十二条 削除
第八十三条ノ二 被保険者ノ資格ヲ喪失シタル際疾病、負傷又ハ分娩ニ関シ保険給付ヲ受クル者ノ健康保険法第五十五条ノ規定ニ依リ同一保険者ヨリ継続シテ保険給付ヲ受ケ得ル期間左ノ如シ但シ業務上ノ事由ニ因ル疾病又ハ負傷及之ニ因リ発シタル疾病ニ関シテハ其ノ転帰ニ至ル迄ノ期間トス
一 療養ノ給付ニ付テハ引続キ一年間
二 傷病手当金及出産手当金ニ付テハ被保険者トシテ其ノ給付ヲ受クルコトヲ得ベカリシ期間
第八十四条ノ三 健康保険法第五十七条ノ三ニ規定スル事由ハ同一ノ疾病又ハ負傷及之ニ因リ発シタル疾病ニ関シ左ニ掲グル事由ニ該当スルニ至リタルトキトス
一 厚生年金保険法ニ依ル障害年金又ハ障害手当金ヲ受クルコトヲ得ルニ至リタルトキ
二 前号以外ノ場合ニ於テハ療養ノ給付開始後二年ヲ経過スルモ疾病又ハ負傷治癒セザルトキ但シ業務上ノ事由ニ因ル疾病又ハ負傷及之ニ因リ発シタル疾病ニ関シテハ此ノ限ニ在ラズ
第八十七条ノ三第三項中「前二項ノ」ヲ削ル
第八十七条ノ四第三項ヲ左ノ如ク改ム
第八十三条ノ二第一項第一号及第八十四条ノ三第二号本文ノ規定ハ家族療養費ニ之ヲ準用ス
第九十二条第一項中「同法第四十八条ノ規定ニ依ル療養ノ給付ニ直接要シタル金額及」ヲ削ル
第九十四条 保険料額ハ各月ニ付各被保険者ノ標準報酬月額ニ保険料率ヲ乗ジテ得タル額トス
前項ノ規定ニ拘ラズ前月ヨリ引続キ被保険者タル者ガ其ノ資格ヲ喪失シタル場合ニ於テハ其ノ月分ノ保険料ハ之ヲ算定セズ
第九十四条ノ二 健康保険法第二十条ノ規定ニ依ル被保険者ニ関スル保険料ハ其ノ被保険者ト為リタル月ヨリ之ヲ算定ス
前項ノ場合ニ於テ各月ノ保険料ノ算定方法ハ前条ノ例ニ依ル
第九十七条ノ二 前月ヨリ引続キ被保険者タル者ガ健康保険法第六十二条第一項各号ノ一ニ該当スルニ至リタル場合ニ於テハ其ノ月以後、被保険者ガ其ノ資格ヲ取得シタル月ニ於テ同法同条同項各号ノ一ニ該当スルニ至リタル場合ニ於テハ其ノ翌月以後同法同条同項各号ノ一ニ該当セザルニ至リタル月ノ前月迄ノ期間保険料ヲ徴収セズ但シ被保険者ガ同法同条同項各号ノ一ニ該当スルニ至リタル月ニ於テ同法同条同項各号ノ一ニ該当セザルニ至リタルトキハ此ノ限ニ在ラズ
第百一条ノ二中「府県税」ヲ「地方税」ニ改ム
附 則
本令ハ昭和十九年六月一日ヨリ之ヲ施行ス但シ第一条、第七十八条ノ二、第七十九条ノ二、第八十二条、第八十七条ノ四第三項、第九十二条第一項、第九十四条、第九十四条ノ二及第九十七条ノ二ノ改正規定並ニ第八十三条ノ二、第八十四条ノ三及附則第五項及同第六項ノ規定ハ昭和十九年法律第二十一号附則第十六条ノ規定施行ノ日ヨリ之ヲ施行ス
昭和十九年六月一日前ニ被保険者ノ資格ヲ取得シ同年同月同日迄引続キ被保険者ノ資格ヲ有スル者ノ同年同月同日ニ於ケル標準報酬ノ等級ガ従前ノ第三条ノ規定ニ依ル第十五級ニ該当スル場合ニ於テハ其ノ者ハ第四条第一項ノ規定ノ適用ニ付同年同月同日ニ於テ被保険者ノ資格ヲ取得シタルモノト看做ス
第九条ノ三ノ改正規定ニ依リ新ニ被保険者ト為リタル者ハ健康保険法施行令中保険給付及費用ノ負担ニ関スル規定ノ適用ニ付テハ昭和十九年法律第二十一号附則第十六条ノ規定施行ノ日ノ前日迄ハ被保険者タラザルモノト看做ス
厚生省関係許可認可等戦時特例中左ノ通改正ス
第五条第六号、第七号及第十四号ヲ左ノ如ク改ム
六から十四まで 削除
工場法施行令中左ノ通改正ス
第十三条ノ二第一項及第二項ヲ削リ同条第三項中「前二項ノ例ニ依リ」ヲ削ル
第十四条中「受ケ又ハ健康保険法ニ依リ療養ノ給付若ハ療養費ノ支給ヲ」ヲ削ル
第十五条中「又ハ健康保険法ニ依ル保険給付」ヲ削ル
第十六条第一項第一号ヲ左ノ如ク改ム
一 削除
第二十七条第一項中「療養費ノ支給ヲ受クル職工」ノ下ニ「若ハ厚生年金保険法ニ依リ厚生年金保険法施行令別表第一ニ於ケル廃疾ノ程度六級以上若ハ同表第二ニ於ケル廃疾ノ程度二級以上ニ該当スル職工」ヲ加フ
労働者災害扶助法施行令中左ノ通改正ス
第十一条第一項中「受ケ又ハ健康保険法ニ依リ療養ノ給付若ハ療養費ノ支給ヲ」ヲ削ル
第十五条第一項第五号ヲ左ノ如ク改ム
五 削除