近年、小学生の輸入巻煙草の喫煙者が増加しており、このまま放置すれば中国やインドのような状態に陥る恐れがある。煙草には阿片のようにニコチンを含み、神経を麻痺させ知覚を遅鈍にする作用があるため、幼少期の喫煙は帝国人民の元気を消滅させかねない。欧米諸国では既に未成年者の喫煙を禁止する法律が制定されており、ドイツでは16歳以下、アメリカのバージニア州では18歳以下の喫煙を禁止している。また医学的研究により、喫煙者は非喫煙者に比べて身長や胸囲、肺機能で劣ることが判明している。日本を世界に輝く国とするため、文明国に倣って未成年者の喫煙を禁止すべきである。
参照した発言:
第14回帝国議会 衆議院 本会議 第7号