食品産業は国民生活に不可欠な食品の安定供給という重要な役割を担っており、食料・農業・農村基本法においても、事業基盤の強化や農業との連携推進、流通の合理化等の施策を講ずることが定められている。このため、食品産業と農林漁業との連携強化、卸売市場の活性化及び食品産業の技術開発力の強化を図るための施策を講ずる必要がある。具体的には、食品生産販売提携事業の拡充、卸売市場機能高度化事業の拡充、新技術研究開発事業の創設、及び農林漁業金融公庫による長期低利融資や税制特例措置などの支援措置を実施するため、本法律案を提出するものである。
参照した発言:
第147回国会 参議院 農林水産委員会 第9号