我が国は科学技術のキャッチアップ時代を終え、フロントランナーとして未開分野に挑戦する時期を迎えている。天然資源に乏しく高齢化が進む中、産業空洞化や活力喪失を回避し、環境・食糧・エネルギー問題など人類の課題解決に貢献するには、独創的な科学技術開発が不可欠である。しかし現状は、基礎研究の水準が欧米に劣り、研究環境も劣悪で、研究者間の連携も不十分である。そこで科学技術創造立国を目指し、振興方針と基本方策を明確にして、関連施策を総合的・計画的に推進するため、本法案を提案する。
参照した発言:
第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
総則(第一条―第八条) |
科学技術基本計画(第九条) |
研究開発の推進等(第十条―第十七条) |
国際的な交流等の推進(第十八条) |
科学技術に関する学習の振興等(第十九条) |