近年の農業と農村を取り巻く情勢において、農業労働力の非農業部門への流出、農業従事者の兼業化・高齢化による担い手不足が顕在化し、中山間地域では地域社会の活力低下が深刻化している。また、環境保全機能の発揮と環境負荷軽減への要請が強まっている。これらに対処し、農業の健全な発展と農村の活性化を図るため、効率的かつ安定的な農業経営の育成、地域特性に即した農業振興、農村生活の改善等の課題に協同農業普及事業が的確に対応できるよう、事業推進体制の整備等を行う必要がある。
参照した発言:
第129回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号