船舶交通の安全を図る国際規則は1889年以来、主要海運国で国内法化されており、日海上衝突予防法制定以来、数度の改正を重ねてきた。1972年の国際規則全面見直し後、小型船の増加等による海上交通事情の変化に対応するため、1981年の政府間海事協議機関総会で国際規則の一部改正案が採択され、同年6月1日から発効することとなった。これに伴い、分離通航方式における小型船等の航法規制緩和、小型船の灯火・形象物規制緩和、錨泊中の操縦性能制限船の音響信号改正等、国内法を整備する必要が生じたため。
参照した発言:
第98回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号
他の動力船に引かれている航行中の船舶その他の物件であつて、その相当部分が水没しているため視認が困難であるもの |
全周灯 |
三海里 |