中央更生保護審査会は、恩赦申し出や仮出獄取り消し決定への不服申し立ての裁決など、重要な権限を有している。現在、常勤の委員長1名と非常勤委員4名で構成されているが、近年、無期刑仮出獄者や死刑確定者等に関する複雑な恩赦上申事件が増加しており、非常勤委員では十分な調査・審理が困難となっている。そこで、委員のうち2名を常勤とし、調査・審理機能を強化するとともに、委員長事故の際の職務代理を常勤委員が行うこととし、常勤委員の給与を定めるため特別職の職員の給与に関する法律の一部改正を行うものである。
参照した発言:
第75回国会 衆議院 法務委員会 第1号
公共企業体等労働委員会の常勤の公益を代表する委員 |
中央更生保護審査会の常勤の委員 |