北海道寒冷地畑作地域および南九州畑作振興地域において、営農改善を図ろうとする農業者への農林漁業金融公庫からの資金貸付制度について、最近の貸付資格認定状況が一般的農業情勢の変化や災害等により予定の50%程度にとどまっている。一方で、両地域における畑作農業経営の不安定性や低収益性は依然として営農改善を必要としており、資金借受希望農家も多数残っているため、土地基盤整備事業等の関連施策の充実と併せて、貸付資格認定申請期限を5年間延長し、昭和53年3月31日までとすることで、両地域の農業振興を図ることとした。
参照した発言:
第71回国会 参議院 農林水産委員会 第6号