都市部における人口・産業の集中や自動車の増加により、通勤通学時の混雑や道路渋滞など交通事情が悪化している。この状況に対応するため、交通空間の有効利用と効率的な輸送機関の整備の観点から、都市モノレールの整備を促進し、交通の円滑化を図り、公衆の利便性向上に寄与することを目的としている。都市モノレールは主に道路上に設置される軌道桁を利用して人や貨物を輸送する施設であり、路線の大部分が都市計画区域内にあるものと定義される。国と地方公共団体による財政支援や、道路管理者による都市モノレール建設への配慮を定めることで、その整備促進を図るものである。
参照した発言:
第70回国会 衆議院 運輸委員会 第2号