宇宙開発委員会は、日本の宇宙開発を計画的かつ総合的に推進するため、昭和42年5月に総理府に設置された。設置当初は委員長及び4人の非常勤委員で発足したが、その後、宇宙開発事業団の発足や日米技術協力の進展、国産衛星の打ち上げ成功などにより、宇宙開発は本格化の段階を迎えている。これに伴い、予算の見積もり・調整、開発計画の見直し、研究開発の評価、国際問題の処理等の業務が著しく増大している。宇宙開発委員会は能動的な機関であり、内外の動向を常時把握し迅速に処理できる体制の確立が必要なため、非常勤委員4人のうち2人を常勤とすることを提案する。
参照した発言:
第63回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号
科学技術会議の常勤の議員 |
宇宙開発委員会の常勤の委員 |