中小企業投資育成株式会社は、中小企業の自己資本充実と健全な発展を目的とする特殊会社として、昭和38年11月に東京、名古屋、大阪に設立された。資本取引の自由化、発展途上国製品の進出、労働力需給の逼迫等、中小企業を取り巻く環境が厳しさを増す中、投資育成事業の重要性が高まっている。設立から4年余りで事業は充実してきたが、業務拡充に伴い運営資金の調達と経理基盤強化のため資本金増額が必要となった。そこで、中小企業金融公庫が引き受ける優先株式の発行価額限度額を3億円増額し10億5千万円とすることで、投資育成事業の強化拡充を図るものである。
参照した発言:
第58回国会 衆議院 商工委員会 第3号