電源開発株式会社が福井県九頭竜川水系の電源開発資金の一部を国際復興開発銀行から借り入れるため、担保設定等の規定整備を行うものである。産業構造の高度化と生活水準向上に伴う電力需要増大に対し、大容量火力発電の経済性確保には大貯水池式・揚水式水力発電の組み合わせが望ましく、原子力発電の進展でその必要性は更に高まる。九頭竜川開発には長期低利の国際復興開発銀行資金約90億円を投入予定だが、融資には担保設定等の手続整備が必要なため、法改正を行うものである。
参照した発言:
第46回国会 衆議院 商工委員会 第45号