最近の貿易外収支の動向及び諸外国と比べて低位にある日本の港湾経費の状況を踏まえ、港湾経費の一つであるとん税及び特別とん税をそれぞれ倍額に引き上げ、国際収支の改善を図ることを目的としている。具体的には、とん税を入港ごと納付トン当たり8円から16円へ、一年分一時納付トン当たり24円から48円へ、特別とん税を入港ごと納付トン当たり10円から20円へ、一年分一時納付トン当たり30円から60円へとそれぞれ引き上げる。なお、邦船外航船舶については固定資産税を課さないこととするため、実質的な税負担の増加は生じない。
参照した発言:
第46回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号