戦後の金融緊急事態に対処するため制定された金融緊急措置令は、預金の封鎖や金融機関への融資制限等を定めていた。しかし、金融機関再建整備法による最終処理完了で封鎖預金規定の使命が終了し、また戦後十数年を経て経済情勢が変化したため、融資制限等の規定も不要となった。そこで同措置令を廃止し、関係法律の関連条文を整理することとした。
参照した発言: 第43回国会 衆議院 大蔵委員会 第24号