日本国有鉄道は東海道本線の輸送力増強のため、東京-大阪間の幹線増設工事を実施している。この工事資金の一部として国際復興開発銀行から外貨資金を借り入れるため、以下の改正を行う。第一に、外貨借入契約に基づく鉄道債券発行事務の外国銀行等への委託を可能とする。第二に、外国投資家への元利金支払いについて外資法の特例を定める。第三に、外国人への利子に対する所得税を免除する。第四に、幹線増設工事の円滑な実施のため理事の定数を増加する。
参照した発言: 第34回国会 参議院 運輸委員会 第4号