生鮮食料品の流通改善は、農畜水産業の経営改善と消費者利益の増進に重要である。大正12年制定の中央卸売市場法に基づき市場の育成・指導監督を行ってきたが、開設都市は16都市にとどまり、目的は十分に実現されていない。また、制度面でも検討すべき点が多い。一般消費地卸売市場や産地市場も多数存在し、一部都道府県で条例による指導監督を行っているが、公正な運営確保と流通秩序の整備が必要である。このような状況を踏まえ、の付帯決議も考慮し、生鮮食料品の卸売市場について全般的な検討を行い、対策を確立するため、臨時調査会の設置を提案するものである。
参照した発言:
第31回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
農業観測審議会 |
統計的調査資料に基く農林畜水産業に関する予測事業に関する重要事項を調査審議すること。 |
農業観測審議会 |
統計的調査資料に基く農林畜水産業に関する予測事業に関する重要事項を調査審議すること。 |
臨時生鮮食料品卸売市場対策調査会 |
臨時生鮮食料品卸売市場対策調査会設置法(昭和三十四年法律第八号)の規定によりその権限に属させた事項を調査審議すること。 |