現行法では、国会閉会中の委員会審査における委員の審査雑費が日額2,500円と定められているが、委員会開催に制限がなく、委員の兼任や交代による併給の問題があり、委員総数620名の関係から経費が膨大となっている。また、法定経費であるため予算不足時も支払い義務があり、運用面での不備も多い。そこで、審査雑費を月額25,000円の定額制とし、委員会開催回数に関わらずこの額を超えない制限を設ける。また、国会の開閉会時は日割計算とし、委員の兼任時の重複支給を禁止することで、経費の合理化と運用の明確化を図るものである。
参照した発言:
第26回国会 衆議院 議院運営委員会 第44号