緊要物資輸入基金特別会計において、一般会計から繰入れられた25億円の緊要物資輸入基金を用いて、国際的取り決めによって日本国に割り当てられた稀少物資等の取得・売払いを行ってきた。その運用実情を踏まえ、昭和28年度は一般会計の財源に充てるため、基金から15億円を一般会計へ繰入れることとする。また、将来の情勢変化により政府輸入が増大した場合の基金運用に支障が出ないよう、一時借入金制度を設けることとする。
参照した発言: 第16回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号