農業災害補償制度の5年間の実施経験を踏まえ、制度の円滑な運営を図るため、以下の改正を行う。第一に、共済掛金の農家負担を軽減し、災害の危険度に応じた共済金額の個別化を実施。第二に、蚕繭共済制度において、3割以上の減収にも共済金を支払うよう改善し、蚕期別保険の導入により掛金率を実態に即して設定。第三に、共済団体の特殊性を考慮し、公益的見地からの適正な監督と役員の責任明確化を図る。これらの改正により、農家の負担軽減と制度の合理化を実現する。
参照した発言:
第16回国会 衆議院 農林委員会 第2号