予算執行を適正化するため、支出負担行為に対する認証制度を新設する。従来の予算執行統制は支払計画の統制と小切手等の認証制度による支出統制であったが、支払段階での統制には弊害があった。そこで契約等の実施段階での統制を強化し、支出面の統制は簡素化する。具体的には、支出負担行為の計画について全経費に統制範囲を拡張し、認証官による審査を受けることで不当支出を抑制する。また小切手等の認証制度は24年度中に廃止する。さらに、出納事務の実情を踏まえ、出納完結期限を当分の間8月31日まで延長可能とする。
参照した発言:
第5回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号