(外務省官制中改正等ノ件)
法令番号: 勅令第百九十九號
公布年月日: 昭和21年4月1日
法令の形式: 勅令
朕外務省官制中改正等ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十一年四月一日
內閣總理大臣 男爵 幣原喜重郞
外務大臣 吉田茂
勅令第百九十九號
第一條 外務省官制中左ノ通改正ス
第三條、第六條及第七條ヲ削ル
第四條第三項ヲ削リ同條ヲ第三條トス
第五條ヲ第四條トシ第八條ヲ第五條トシ第九條ヲ第六條トシ第十條ヲ第七條トス
第十條ノ二中「勅任官」ヲ「一級官吏」ニ改メ同條ヲ第八條トス
第九條 外務省ニ左ノ職員ヲ置ク
外務事務官
專任七人 一級
專任百十人 二級內二人ヲ一級ト爲スコトヲ得
專任二百十三人 三級
外務技官
專任五人 二級
專任二十人 三級
第十一條乃至第十八條ヲ削ル
第十九條第二項中「、所員及書記」ヲ「及所員」ニ改メ同條第三項中「勅任官」ヲ「一級官吏」ニ改メ「及書記」ヲ削リ同條ヲ第十條トス
第二條 終戰連絡事務局官制中左ノ通改正ス
第三條 終戰連絡事務局ニ左ノ職員ヲ置ク
中央事務局
總裁 親任
次長
二人
部長
祕書官
專任一人
連絡官
地方事務局
局長
連絡官
中央事務局總裁ハ外務大臣ヲシテ之ヲ兼ネシム
連絡官ノ中央事務局及各地方事務局ニ於ケル配置ハ總裁之ヲ行フ
第四條 中央事務局ノ部長及連絡官竝ニ地方事務局ノ局長及連絡官ニ充ツル爲中央事務局及地方事務局ニ通ジテ左ノ職員ヲ置ク
外務事務官
專任六人 一級
專任二百八人 二級內五人ヲ一級ト爲スコトヲ得
專任百三十一人 三級
第五條 削除
第七條第二項中「關係各廳高等官」ヲ「關係各廳ノ一級又ハ二級ノ官吏」ニ改ム
第八條中「地方事務局連絡官補」ヲ「地方事務局ノ三級官吏」ニ改ム
第十條中「部長ハ」ノ下ニ「一級ノ外務事務官ヲ以テ之ニ充ツ」ヲ加フ
第十二條中「局長ハ」ノ下ニ「一級又ハ二級ノ外務事務官ヲ以テ之ニ充ツ」ヲ加フ
第十三條 連絡官ハ外務事務官ヲ以テ充ツルモノノ外必要ニ應ジ外務大臣ノ奏請ニ依リ關係各廳ノ一級又ハ二級ノ官吏ノ中ヨリ內閣ニ於テ之ヲ命ズルコトヲ得
第十四條 連絡官ハ上官ノ命ヲ承ケ中央事務局又ハ地方事務局ノ局務ヲ掌ル
第三條 賠償協議會官制中左ノ通改正ス
第五條竝ニ第六條第三項及第四項中「關係各廳高等官」ヲ「關係各廳ノ一級又ハ二級ノ官吏」ニ改ム
第四條 昭和二十一年勅令第五十八號中左ノ通改正ス
第一條中「其ノ官等及俸給ハ」ヲ「外務省巡查ノ受クル待遇及俸給ニ付テハ」ニ改ム
第五條第一項中「、書記」ヲ削リ同條第二項中「勅任、奏任又ハ判任」ヲ「一級、二級又ハ三級」ニ改メ「ニ從ヒ」ノ下ニ「各」ヲ、「規定スル」ノ下ニ「勅任、奏任又ハ判任ノ」ヲ加フ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
朕外務省官制中改正等ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十一年四月一日
内閣総理大臣 男爵 幣原喜重郎
外務大臣 吉田茂
勅令第百九十九号
第一条 外務省官制中左ノ通改正ス
第三条、第六条及第七条ヲ削ル
第四条第三項ヲ削リ同条ヲ第三条トス
第五条ヲ第四条トシ第八条ヲ第五条トシ第九条ヲ第六条トシ第十条ヲ第七条トス
第十条ノ二中「勅任官」ヲ「一級官吏」ニ改メ同条ヲ第八条トス
第九条 外務省ニ左ノ職員ヲ置ク
外務事務官
専任七人 一級
専任百十人 二級内二人ヲ一級ト為スコトヲ得
専任二百十三人 三級
外務技官
専任五人 二級
専任二十人 三級
第十一条乃至第十八条ヲ削ル
第十九条第二項中「、所員及書記」ヲ「及所員」ニ改メ同条第三項中「勅任官」ヲ「一級官吏」ニ改メ「及書記」ヲ削リ同条ヲ第十条トス
第二条 終戦連絡事務局官制中左ノ通改正ス
第三条 終戦連絡事務局ニ左ノ職員ヲ置ク
中央事務局
総裁 親任
次長
二人
部長
秘書官
専任一人
連絡官
地方事務局
局長
連絡官
中央事務局総裁ハ外務大臣ヲシテ之ヲ兼ネシム
連絡官ノ中央事務局及各地方事務局ニ於ケル配置ハ総裁之ヲ行フ
第四条 中央事務局ノ部長及連絡官並ニ地方事務局ノ局長及連絡官ニ充ツル為中央事務局及地方事務局ニ通ジテ左ノ職員ヲ置ク
外務事務官
専任六人 一級
専任二百八人 二級内五人ヲ一級ト為スコトヲ得
専任百三十一人 三級
第五条 削除
第七条第二項中「関係各庁高等官」ヲ「関係各庁ノ一級又ハ二級ノ官吏」ニ改ム
第八条中「地方事務局連絡官補」ヲ「地方事務局ノ三級官吏」ニ改ム
第十条中「部長ハ」ノ下ニ「一級ノ外務事務官ヲ以テ之ニ充ツ」ヲ加フ
第十二条中「局長ハ」ノ下ニ「一級又ハ二級ノ外務事務官ヲ以テ之ニ充ツ」ヲ加フ
第十三条 連絡官ハ外務事務官ヲ以テ充ツルモノノ外必要ニ応ジ外務大臣ノ奏請ニ依リ関係各庁ノ一級又ハ二級ノ官吏ノ中ヨリ内閣ニ於テ之ヲ命ズルコトヲ得
第十四条 連絡官ハ上官ノ命ヲ承ケ中央事務局又ハ地方事務局ノ局務ヲ掌ル
第三条 賠償協議会官制中左ノ通改正ス
第五条並ニ第六条第三項及第四項中「関係各庁高等官」ヲ「関係各庁ノ一級又ハ二級ノ官吏」ニ改ム
第四条 昭和二十一年勅令第五十八号中左ノ通改正ス
第一条中「其ノ官等及俸給ハ」ヲ「外務省巡査ノ受クル待遇及俸給ニ付テハ」ニ改ム
第五条第一項中「、書記」ヲ削リ同条第二項中「勅任、奏任又ハ判任」ヲ「一級、二級又ハ三級」ニ改メ「ニ従ヒ」ノ下ニ「各」ヲ、「規定スル」ノ下ニ「勅任、奏任又ハ判任ノ」ヲ加フ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス