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(関東局、朝鮮総督府、台湾総督府及樺太庁ノ各特別会計ニ於ケル租税収入ノ一部ニ相当スル金額等ヲ臨時軍事費特別会計ニ繰入ルルコトニ関スル法律ノ規定ニ依リ関東局、朝鮮総督府、台湾総督府及樺太庁ノ各特別会計ヨリ臨時軍事費特別会計ニ繰入ルベキ金額ヲ定ムル件)
法令番号: 勅令第百四十九號
公布年月日: 昭和19年3月25日
法令の形式: 勅令
沿革
被改正法
リンク
改正:
昭和20年3月26日 勅令第129号
消滅:
昭和21年9月13日 法律第21号
全改:
(関東局、朝鮮総督府、台湾総督府及樺太庁ノ各特別会計ニ於ケル租税収入ノ一部ニ相当スル金額等ヲ臨時軍事費特別会計ニ繰入ルルコトニ関スル法律ノ規定ニ依リ関東局、朝鮮総督府、台湾総督府及樺太庁ノ各特別会計ヨリ臨時軍事費特別会計ニ繰入ルベキ金額ヲ定ムルノ件)
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕昭和十八年勅令第二百五號(昭和十三年法律第二十三號第一條、第二條及第二條ノ二ノ規定ニ依リ關東局、朝鮮總督府、臺灣總督府及樺太廳ノ各特別會計ヨリ臨時軍事費特別會計ニ繰入ルベキ金額ヲ定ムルノ件)改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年三月二十四日
內閣總理大臣 東條英機
內務大臣 安藤紀三郞
大東亞大臣 靑木一男
大藏大臣 石渡莊太郞
勅令第百四十九號
第一條
昭和十三年法律第二十三號第一條ノ規定ニ依リ朝鮮總督府、臺灣總督府、樺太廳及關東局ノ各特別會計ヨリ臨時軍事費特別會計ニ繰入ルベキ金額ハ夫々左ノ各號ニ定ムル金額トス
一
朝鮮總督府特別會計ニ於テハ當該特別會計ニ於ケル所得稅、法人資本稅、地稅、營業稅、資本利子稅、利益配當稅、公債及社債利子稅、相續稅、建築稅、酒稅、淸涼飮料稅、砂糖消費稅、物品稅、遊興飮食稅、取引所稅、取引稅、通行稅、入場稅、特別入場稅、出港稅、馬券稅、電氣瓦斯稅、廣吿稅、特別行爲稅、印紙稅、骨牌稅、臨時利得稅及特別法人稅ノ收入額ノ二割七分ニ相當スル金額
二
臺灣總督府特別會計ニ於テハ當該特別會計ニ於ケル所得稅、配當稅、特別法人稅、法人資本稅、砂糖消費稅、淸涼飮料稅、廣吿稅、馬券稅、出港稅、特別行爲稅、印紙稅、骨牌稅、臨時利得稅、利益配當稅、公債及社債利子稅、通行稅、入場稅、特別入場稅、物品稅、建築稅及遊興飮食稅ノ收入額ノ四割八分ニ相當スル金額
三
樺太廳特別會計ニ於テハ當該特別會計ニ於ケル所得稅、營業收益稅、酒造稅、出港稅、砂糖消費稅、資本利子稅、法人資本稅、相續稅、外貨債特別稅、揮發油稅、印紙稅、骨牌稅、臨時利得稅、利益配當稅、公債及社債利子稅、通行稅、入場稅、特別入場稅、物品稅、建築稅、遊興飮食稅、特別法人稅、馬券稅、廣吿稅及特別行爲稅ノ收入額ノ五割ニ相當スル金額
四
關東局特別會計ニ於テハ當該特別會計ニ於ケル所得稅、法人資本稅、外貨債特別稅、酒稅、煙草稅、揮發油稅、利益配當稅、公債及社債利子稅、通行稅、入場稅、特別入場稅、物品稅、建築稅、遊興飮食稅、淸涼飮料稅、骨牌稅、馬券稅、廣吿稅、特別行爲稅、臨時利得稅及特別法人稅ノ收入額ノ五割三分ニ相當スル金額
第二條
昭和十三年法律第二十三號第二條ノ規定ニ依リ朝鮮總督府及臺灣總督府ノ各特別會計ヨリ臨時軍事費特別會計ニ繰入ルベキ金額ハ夫々左ノ各號ニ定ムル金額トス
一
朝鮮總督府特別會計ニ於テハ當該特別會計ニ於ケル煙草專賣事業ノ昭和十三年、同十六年及同十八年ノ煙草定價改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ增收額ヨリ昭和十六年及同十八年ノ葉煙草賠償價格改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ賠償金ノ增加額ヲ控除シタル殘額ノ五割ニ相當スル金額
二
臺灣總督府特別會計ニ於テハ當該特別會計ニ於ケル煙草專賣事業ノ昭和十三年、同十六年及同十八年ノ煙草定價改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ增收額ヨリ昭和十六年及同十八年ノ葉煙草賠償價格改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ賠償金ノ增加額ト昭和十八年ノ內地製造煙草購買價格改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ購買費ノ增加額トノ合計額ヲ控除シタル殘額ノ八割ニ相當スル金額
第三條
昭和十三年法律第二十三號第二條ノ二ノ規定ニ依リ朝鮮總督府、臺灣總督府及關東局ノ各特別會計ヨリ臨時軍事費特別會計ニ繰入ルベキ金額ハ夫々左ノ各號ニ定ムル金額トス
一
朝鮮總督府特別會計ニ於テハ當該特別會計ニ於ケル昭和十七年ノ鐵道運賃及通信料金ノ改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ增收額ノ八割ニ相當スル金額
二
臺灣總督府特別會計ニ於テハ當該特別會計ニ於ケル昭和十七年ノ鐵道運賃、自動車運賃及通信料金ノ改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ增收額ノ八割ニ相當スル金額
三
關東局特別會計ニ於テハ當該特別會計ニ於ケル昭和十七年ノ通信料金ノ改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ增收額ノ八割ニ相當スル金額
附 則
本令ハ昭和十八年法律第八號附則第二項ノ規定施行ノ日ヨリ之ヲ施行ス
朝鮮總督府、臺灣總督府、樺太廳及關東局ノ各特別會計ニ於ケル昭和十七年度以前ノ收入濟額ニシテ臨時軍事費特別會計ヘノ繰入ヲ終ラザルモノノ繰入ニ關シテハ仍從前ノ例ニ依ル
朕昭和十八年勅令第二百五号(昭和十三年法律第二十三号第一条、第二条及第二条ノ二ノ規定ニ依リ関東局、朝鮮総督府、台湾総督府及樺太庁ノ各特別会計ヨリ臨時軍事費特別会計ニ繰入ルベキ金額ヲ定ムルノ件)改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年三月二十四日
内閣総理大臣 東条英機
内務大臣 安藤紀三郎
大東亜大臣 青木一男
大蔵大臣 石渡荘太郎
勅令第百四十九号
第一条
昭和十三年法律第二十三号第一条ノ規定ニ依リ朝鮮総督府、台湾総督府、樺太庁及関東局ノ各特別会計ヨリ臨時軍事費特別会計ニ繰入ルベキ金額ハ夫々左ノ各号ニ定ムル金額トス
一
朝鮮総督府特別会計ニ於テハ当該特別会計ニ於ケル所得税、法人資本税、地税、営業税、資本利子税、利益配当税、公債及社債利子税、相続税、建築税、酒税、清涼飲料税、砂糖消費税、物品税、遊興飲食税、取引所税、取引税、通行税、入場税、特別入場税、出港税、馬券税、電気瓦斯税、広告税、特別行為税、印紙税、骨牌税、臨時利得税及特別法人税ノ収入額ノ二割七分ニ相当スル金額
二
台湾総督府特別会計ニ於テハ当該特別会計ニ於ケル所得税、配当税、特別法人税、法人資本税、砂糖消費税、清涼飲料税、広告税、馬券税、出港税、特別行為税、印紙税、骨牌税、臨時利得税、利益配当税、公債及社債利子税、通行税、入場税、特別入場税、物品税、建築税及遊興飲食税ノ収入額ノ四割八分ニ相当スル金額
三
樺太庁特別会計ニ於テハ当該特別会計ニ於ケル所得税、営業収益税、酒造税、出港税、砂糖消費税、資本利子税、法人資本税、相続税、外貨債特別税、揮発油税、印紙税、骨牌税、臨時利得税、利益配当税、公債及社債利子税、通行税、入場税、特別入場税、物品税、建築税、遊興飲食税、特別法人税、馬券税、広告税及特別行為税ノ収入額ノ五割ニ相当スル金額
四
関東局特別会計ニ於テハ当該特別会計ニ於ケル所得税、法人資本税、外貨債特別税、酒税、煙草税、揮発油税、利益配当税、公債及社債利子税、通行税、入場税、特別入場税、物品税、建築税、遊興飲食税、清涼飲料税、骨牌税、馬券税、広告税、特別行為税、臨時利得税及特別法人税ノ収入額ノ五割三分ニ相当スル金額
第二条
昭和十三年法律第二十三号第二条ノ規定ニ依リ朝鮮総督府及台湾総督府ノ各特別会計ヨリ臨時軍事費特別会計ニ繰入ルベキ金額ハ夫々左ノ各号ニ定ムル金額トス
一
朝鮮総督府特別会計ニ於テハ当該特別会計ニ於ケル煙草専売事業ノ昭和十三年、同十六年及同十八年ノ煙草定価改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ増収額ヨリ昭和十六年及同十八年ノ葉煙草賠償価格改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ賠償金ノ増加額ヲ控除シタル残額ノ五割ニ相当スル金額
二
台湾総督府特別会計ニ於テハ当該特別会計ニ於ケル煙草専売事業ノ昭和十三年、同十六年及同十八年ノ煙草定価改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ増収額ヨリ昭和十六年及同十八年ノ葉煙草賠償価格改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ賠償金ノ増加額ト昭和十八年ノ内地製造煙草購買価格改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ購買費ノ増加額トノ合計額ヲ控除シタル残額ノ八割ニ相当スル金額
第三条
昭和十三年法律第二十三号第二条ノ二ノ規定ニ依リ朝鮮総督府、台湾総督府及関東局ノ各特別会計ヨリ臨時軍事費特別会計ニ繰入ルベキ金額ハ夫々左ノ各号ニ定ムル金額トス
一
朝鮮総督府特別会計ニ於テハ当該特別会計ニ於ケル昭和十七年ノ鉄道運賃及通信料金ノ改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ増収額ノ八割ニ相当スル金額
二
台湾総督府特別会計ニ於テハ当該特別会計ニ於ケル昭和十七年ノ鉄道運賃、自動車運賃及通信料金ノ改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ増収額ノ八割ニ相当スル金額
三
関東局特別会計ニ於テハ当該特別会計ニ於ケル昭和十七年ノ通信料金ノ改正ニ因ル昭和十八年度以降ノ増収額ノ八割ニ相当スル金額
附 則
本令ハ昭和十八年法律第八号附則第二項ノ規定施行ノ日ヨリ之ヲ施行ス
朝鮮総督府、台湾総督府、樺太庁及関東局ノ各特別会計ニ於ケル昭和十七年度以前ノ収入済額ニシテ臨時軍事費特別会計ヘノ繰入ヲ終ラザルモノノ繰入ニ関シテハ仍従前ノ例ニ依ル
本文
詳細・沿革