第六條 本令ハ昭和十九年二月十六日ヨリ之ヲ施行ス但シ第二條中遊興飮食稅法施行規則第三條ノ三、第六條、第九條第一項、第九條ノ二、第九條ノ五乃至第九條ノ八及第十九條第四號ノ改正規定施行ノ期日ハ別ニ之ヲ定ム
第七條 昭和十九年三月十五日以前ノ輸出ニ係ル菓子、糖果又ハ果實蜜及之ニ類スルモノノ交付金ニ付テハ仍從前ノ例ニ依ル
改正前ノ物品稅法第一條第一種各號ニ揭グル物品ニシテ改正後ノ同條第二種各號ニ揭グルモノニ對シ從前ノ規定ニ依リ賦課シ又ハ賦課スベカリシ物品稅ニ關シテハ仍從前ノ例ニ依ル
昭和十九年法律第七號第三十八條第二項ノ規定ニ依リ政府ニ申吿セントスル者ハ物品稅法施行規則第三條又ハ第四條ノ規定ニ準ジテ作成シタル申吿書ニ昭和十九年二月十六日前ヨリ引續キ物品稅法第一條ノ改正規定ニ依リ物品稅ヲ課スルコトト爲リタル第一種ノ物品ノ小賣業ヲ營ミ又ハ同第二種ノ物品ヲ製造スルコトノ事實ヲ併セ記載シ之ヲ所轄稅務署ニ提出スベシ
改正後ノ物品稅法第一條ニ揭グル第二種ノ物品ヲ使用スル仕事ノ請負ヲ爲ス業ヲ營ム者又ハ同第二種若ハ第三種ノ物品ヲ使用スル物品ノ製造若ハ販賣ヲ爲ス業ヲ營ム者昭和十九年法律第七號第三十八條第三項各號ノ物品ヲ所持スルトキハ同項ノ規定ニ依リ之ニ物品稅ヲ課ス
昭和十九年法律第七號第三十八條第三項ノ規定ニ依リ課スベキ物品稅ハ其ノ稅額百圓以下ナルトキハ昭和十九年四月三十日限、稅額百圓ヲ超ユルトキハ左ノ區分ニ依リ各月ニ等分シ其ノ月末日限之ヲ徵收ス
昭和十九年法律第七號第三十八條第三項各號ノ物品中改正後ノ物品稅法第十二條第一項第一號若ハ第二號又ハ同法第十三條第一項ノ規定ニ該當シ昭和十九年法律第七號第三十八條第三項ノ規定ニ依ル物品稅納付前ノモノニ付テハ其ノ貯藏ノ場所ヨリ移出スル際其ノ旨ヲ所轄稅務署ニ申請シ承認ヲ受ケタルトキハ其ノ物品稅ヲ徵收セズ
昭和十九年法律第七號第三十八條第三項第一號ニ揭グル物品ニシテ大藏大臣ノ指定スル法令ニ依リ販賣ヲ禁止セラレ若ハ販賣ニ當リ行政官廳ノ許可ヲ要スルモノ又ハ特別ノ事由ニ因リ所轄稅務署ノ承認ヲ受ケタルモノニ付テハ同條第五項ノ規定ニ依リ當該物品ヲ其ノ貯藏場所ヨリ移出シタルトキ其ノ物品稅ヲ徵收スルコトヲ得
前項ノ規定ノ適用ヲ受ケントスル者ハ昭和十九年法律第七號第三十八條第六項ノ規定ニ依ル申吿ト同時ニ其ノ旨ヲ所轄稅務署ニ申請シ承認ヲ受クベシ
前項ノ承認ヲ受ケタル物品ノ所持者當該物品ヲ貯藏ノ場所ヨリ移出セントスルトキハ其ノ品名每ニ數量及價格ヲ記載シタル申吿書ヲ所轄稅務署ニ提出スベシ
昭和十九年法律第七號第三十八條第六項ノ規定ニ依ル申吿ハ第二種又ハ第三種ノ物品ノ所在地所轄稅務署ニ之ヲ爲スベシ
第八條 本令施行前ニ爲シタル遊興飮食又ハ宿泊ニ對スル遊興飮食稅ニ關スル交付金ニ付テハ仍從前ノ例ニ依ル
第九條 昭和十九年法律第七號第三十九條ノ規定ニ依リ政府ニ申吿セントスル者ハ入場稅法施行規則第七條ノ規定ニ準ジテ作成シタル申吿書ニ昭和十九年二月十六日前ヨリ引續キ改正後ノ入場稅法第二條第二種第三號ノ場所ノ經營ヲ爲スコトノ事實ヲ併セ記載シ之ヲ當該場所所轄稅務署ニ提出スベシ
第十條 昭和十九年法律第七號第四十條ノ規定ニ依リ政府ニ申吿セントスル者ハ特別行爲稅法施行規則第九條ノ規定ニ準ジテ作成シタル申吿書ニ昭和十九年二月十六日前ヨリ引續キ改正後ノ特別行爲稅法第一條第七號又ハ第八號ニ揭グル行爲ヲ爲ス業ヲ營ムコトノ事實ヲ併セ記載シ之ヲ營業所所轄稅務署ニ提出スベシ