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(技術院官制中改正)
法令番号: 勅令第八百一號
公布年月日: 昭和18年11月1日
法令の形式: 勅令
被改正法
リンク
廃止:
特許局官制
改正:
技術院官制
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕樞密顧問ノ諮詢ヲ經テ行政機構整備實施ノ爲ニスル技術院官制中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年十一月一日
內閣總理大臣 東條英機
勅令第八百一號
技術院官制中左ノ通改正ス
第一條中「科學技術ノ躍進」ノ下ニ「及發明ノ振興」ヲ加フ
第二條第一項中第六號ヲ第七號トシ第五號ノ次ニ左ノ一號ヲ加フ
六
發明、實用新案、意匠及商標ニ關スルコト
第三條中
「
參技官 專任五十人 奏任內四人ヲ勅任ト爲スコトヲ得
理事官 專任二人 奏任
參技官補 專任百五人 判任
屬 專任六人 判任
」
ヲ
「
參技官 專任百五十八人 奏任內七人ヲ勅任ト爲スコトヲ得
理事官 專任三人 奏任
參技官補 專任二百七人 判任
屬 專任九人 判任
」
ニ改ム
第五條第一項中「四部」ヲ「七部」ニ改ム
第六條第二項中「關係各廳高等官」ノ下ニ「及學識經驗アル者」ヲ加ヘ同條ニ左ノ一項ヲ加フ
學識經驗アル者ノ中ヨリ命ゼラレタル參與ノ任期ハ二年トス但シ特別ノ事由アル場合ニ於テハ任期中之ヲ解任スルコトヲ妨ゲズ
第十四條
技術院ニ抗吿審判官、審判官及審査官ヲ置ク
抗吿審判官ハ總裁及參技官ヲ以テ之ニ充テ抗吿審判ヲ掌ル
審判官ハ參技官ヲ以テ之ニ充テ審判ヲ掌ル
審査官ハ參技官ヲ以テ之ニ充テ上司ノ命ヲ承ケ審査ヲ掌ル
第十五條
技術院ニ審査官補ヲ置キ參技官補ヲ以テ之ニ充ツ
審査官補ハ上官ノ指揮ヲ承ケ審査官ヲ助ケテ審査ニ從事ス
第十六條
技術院ニ陳列館ヲ置キ發明、實用新案、意匠及商標ニ關スル見本及雛形其ノ他科學技術ノ刷新向上ニ關スル資料ヲ蒐集陳列シ公衆ヲシテ之ヲ觀覽セシメ且抗吿審判、審判及審査ニ關スル圖書及書類ヲ保管シ公衆ヲシテ之ヲ閱覽セシム
陳列館長ハ參技官ヲ以テ之ニ充ツ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
特許局官制ハ之ヲ廢止ス
本令施行ノ際現ニ特許局職員ノ職ニ在ル者別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ特許局事務官、特許局理事官及特許局技師ハ技術院參技官ニ、特許局屬及特許局技手ハ技術院參技官補ニ同官等及同俸給又ハ現ニ受クル俸給額ニ相當スル級俸ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本令施行ノ際現ニ特許局職員ニシテ休職中ノ者別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ技術院職員ニ同官等及同俸給又ハ現ニ受クル俸給額ニ相當スル級俸ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
朕枢密顧問ノ諮詢ヲ経テ行政機構整備実施ノ為ニスル技術院官制中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年十一月一日
内閣総理大臣 東条英機
勅令第八百一号
技術院官制中左ノ通改正ス
第一条中「科学技術ノ躍進」ノ下ニ「及発明ノ振興」ヲ加フ
第二条第一項中第六号ヲ第七号トシ第五号ノ次ニ左ノ一号ヲ加フ
六
発明、実用新案、意匠及商標ニ関スルコト
第三条中
「
参技官 専任五十人 奏任内四人ヲ勅任ト為スコトヲ得
理事官 専任二人 奏任
参技官補 専任百五人 判任
属 専任六人 判任
」
ヲ
「
参技官 専任百五十八人 奏任内七人ヲ勅任ト為スコトヲ得
理事官 専任三人 奏任
参技官補 専任二百七人 判任
属 専任九人 判任
」
ニ改ム
第五条第一項中「四部」ヲ「七部」ニ改ム
第六条第二項中「関係各庁高等官」ノ下ニ「及学識経験アル者」ヲ加ヘ同条ニ左ノ一項ヲ加フ
学識経験アル者ノ中ヨリ命ゼラレタル参与ノ任期ハ二年トス但シ特別ノ事由アル場合ニ於テハ任期中之ヲ解任スルコトヲ妨ゲズ
第十四条
技術院ニ抗告審判官、審判官及審査官ヲ置ク
抗告審判官ハ総裁及参技官ヲ以テ之ニ充テ抗告審判ヲ掌ル
審判官ハ参技官ヲ以テ之ニ充テ審判ヲ掌ル
審査官ハ参技官ヲ以テ之ニ充テ上司ノ命ヲ承ケ審査ヲ掌ル
第十五条
技術院ニ審査官補ヲ置キ参技官補ヲ以テ之ニ充ツ
審査官補ハ上官ノ指揮ヲ承ケ審査官ヲ助ケテ審査ニ従事ス
第十六条
技術院ニ陳列館ヲ置キ発明、実用新案、意匠及商標ニ関スル見本及雛形其ノ他科学技術ノ刷新向上ニ関スル資料ヲ蒐集陳列シ公衆ヲシテ之ヲ観覧セシメ且抗告審判、審判及審査ニ関スル図書及書類ヲ保管シ公衆ヲシテ之ヲ閲覧セシム
陳列館長ハ参技官ヲ以テ之ニ充ツ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
特許局官制ハ之ヲ廃止ス
本令施行ノ際現ニ特許局職員ノ職ニ在ル者別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ特許局事務官、特許局理事官及特許局技師ハ技術院参技官ニ、特許局属及特許局技手ハ技術院参技官補ニ同官等及同俸給又ハ現ニ受クル俸給額ニ相当スル級俸ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本令施行ノ際現ニ特許局職員ニシテ休職中ノ者別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ技術院職員ニ同官等及同俸給又ハ現ニ受クル俸給額ニ相当スル級俸ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本文
詳細・沿革