(鉄道省官制中改正ノ件)
法令番号: 勅令第三百五十七號
公布年月日: 昭和18年4月1日
法令の形式: 勅令
朕鐵道省官制中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年三月三十一日
內閣總理大臣 東條英機
鐵道大臣 八田嘉明
勅令第三百五十七號
鐵道省官制中左ノ通改正ス
第十一條中「八鐵道局」ヲ「九鐵道局」ニ改メ「札幌鐵道局」ノ次ニ「樺太鐵道局」ヲ加フ
第十六條中「鐵道監」ノ下ニ「(樺太鐵道局ニ在リテハ鐵道官)」ヲ加フ
第十七條中「鐵道官專任千八十八人」ヲ「鐵道官專任千百二人」ニ改ム
第十八條中「鐵道官補專任四萬六百八十六人」ヲ「鐵道官補專任四萬二千二百三十九人」ニ改ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
樺太廳鐵道事務所官制ハ之ヲ廢止ス
本令施行ノ際現ニ樺太廳職員ノ職ニ在リテ樺太廳交通部鐵道課ニ屬スル者及本令施行ノ際現ニ樺太廳鐵道事務所職員ノ職ニ在ル者別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ奏任官タル者ハ鐵道官ニ、判任官タル者ハ鐵道官補ニ同官等及同俸給又ハ現ニ受クル俸給額ニ相當スル級俸ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本令施行ノ際現ニ休職中ノ樺太廳職員ニシテ休職ト爲リタル際樺太廳交通部鐵道課ニ屬シタルモノ及本令施行ノ際現ニ樺太廳鐵道事務所職員ニシテ休職中ノモノ別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ鐵道省職員ニ同官等及同俸給又ハ現ニ受クル俸給額ニ相當スル級俸ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
前二項ノ規定ハ昭和十七年勅令第七百七十六號ノ適用ヲ妨ゲズ
昭和十六年勅令第三百十九號ニ依リ任用セラレタル樺太廳鐵道書記(文官任用令第六條ニ規定スル資格ヲ有スル者ヲ除ク)ハ昭和十七年勅令第七百七十六號ニ於テ準用スル文官任用令第六條ノ規定ノ適用ニ付テハ之ヲ二年以上文官ノ職ニ在リタル者ト看做ス
朕鉄道省官制中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年三月三十一日
内閣総理大臣 東条英機
鉄道大臣 八田嘉明
勅令第三百五十七号
鉄道省官制中左ノ通改正ス
第十一条中「八鉄道局」ヲ「九鉄道局」ニ改メ「札幌鉄道局」ノ次ニ「樺太鉄道局」ヲ加フ
第十六条中「鉄道監」ノ下ニ「(樺太鉄道局ニ在リテハ鉄道官)」ヲ加フ
第十七条中「鉄道官専任千八十八人」ヲ「鉄道官専任千百二人」ニ改ム
第十八条中「鉄道官補専任四万六百八十六人」ヲ「鉄道官補専任四万二千二百三十九人」ニ改ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
樺太庁鉄道事務所官制ハ之ヲ廃止ス
本令施行ノ際現ニ樺太庁職員ノ職ニ在リテ樺太庁交通部鉄道課ニ属スル者及本令施行ノ際現ニ樺太庁鉄道事務所職員ノ職ニ在ル者別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ奏任官タル者ハ鉄道官ニ、判任官タル者ハ鉄道官補ニ同官等及同俸給又ハ現ニ受クル俸給額ニ相当スル級俸ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本令施行ノ際現ニ休職中ノ樺太庁職員ニシテ休職ト為リタル際樺太庁交通部鉄道課ニ属シタルモノ及本令施行ノ際現ニ樺太庁鉄道事務所職員ニシテ休職中ノモノ別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ鉄道省職員ニ同官等及同俸給又ハ現ニ受クル俸給額ニ相当スル級俸ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
前二項ノ規定ハ昭和十七年勅令第七百七十六号ノ適用ヲ妨ゲズ
昭和十六年勅令第三百十九号ニ依リ任用セラレタル樺太庁鉄道書記(文官任用令第六条ニ規定スル資格ヲ有スル者ヲ除ク)ハ昭和十七年勅令第七百七十六号ニ於テ準用スル文官任用令第六条ノ規定ノ適用ニ付テハ之ヲ二年以上文官ノ職ニ在リタル者ト看做ス