日本研究のための歴史情報
法令データベース
本データベースについて
(兵役法中改正法律)
法令番号: 法律第百十號
公布年月日: 昭和18年11月1日
法令の形式: 法律
被改正法
リンク
改正:
共通法
改正:
兵役法
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル兵役法中改正法律ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年十月三十日
內閣總理大臣兼陸軍大臣 東條英機
司法大臣 岩村通世
海軍大臣 嶋田繁太郞
內務大臣 安藤紀三郞
法律第百十號
兵役法中左ノ通改正ス
第九條第二項中「四十年迄」ヲ「年齡四十五年ニ滿ツル年ノ三月三十一日迄」ニ改メ「戶籍法又ハ朝鮮民事令中戶籍ニ關スル規定ノ適用ヲ受クル者ニシテ」ヲ削ル
第十八條中「四十年」ヲ「四十五年ニ滿ツル年ノ三月三十一日」ニ改ム
第十九條ノ二中「未入營期間ノ外槪ネ三月以內ノ未入營期間」ヲ「モノノ外現役期間內ニ未入營期間又ハ歸休期間」ニ、「當該期間」ヲ「當該未入營期間」ニ改ム
第二十三條第一項中「戶籍法又ハ朝鮮民事令中戶籍ニ關スル規定ノ適用ヲ受クル者ニシテ」ヲ削ル
第四十五條ノ二
第四十一條第四項ノ規定ニ依リ徵集ヲ延期セラレザルニ至リタル者現役兵トシテ入營スベキ場合ニ於テ軍事上仍修學ヲ繼續セシムルノ必要アルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ其ノ入營ヲ延期スルコトヲ得此ノ場合ニ於テハ當該期間ニ相當スル期間現役期間ヲ延長ス
前項ノ規定ニ依リ延長シタル期間ハ次ニ服スベキ兵役ノ期間ニ之ヲ通算ス
第五十二條
削除
第五十三條第一項中「徵兵檢査ヲ受クベキ者」ノ下ニ「又ハ徵兵適齡ヲ過ギ帝國ノ國籍ヲ取得シ若ハ囘復シタル者」ヲ加フ
第五十三條ノ二ニ左ノ一號ヲ加フ
三
戶籍法及朝鮮民事令中戶籍ニ關スル規定ノ適用ヲ受ケザル者
附 則
本法ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ第九條第二項ノ改正規定中戶籍法又ハ朝鮮民事令中戶籍ニ關スル規定ノ適用ヲ受クル者ニ關スル部分、第二十三條第一項及第五十三條ノ二ノ改正規定、第五十二條ノ改正規定中同條第一項ノ削除ニ關スル部分竝ニ附則第六項及第七項ノ規定施行ノ期日ハ勅令ヲ以テ之ヲ定ム
本法(前項但書ニ揭グル規定ヲ除ク)施行前兵役ヲ終リタル者ニシテ昭和十八年ニ於テ年齡四十五年ニ滿タザルモノ其ノ兵役ヲ終リタル際現役、豫備役、補充兵役又ハ第一國民兵役ニ在リタル者(補充兵役ニ在リタル者ニ在リテハ軍隊ニ於テ敎育ヲ受ケタル者ニ限ル)ナルトキハ年齡四十五年ニ滿ツル年ノ三月三十一日迄之ヲ第一國民兵役ニ服セシム
第九條第二項ノ改正規定中戶籍法又ハ朝鮮民事令中戶籍ニ關スル規定ノ適用ヲ受クル者ニ關スル部分及第二十三條第一項ノ改正規定ハ此等ノ規定施行ノ際徵兵適齡ヲ過ギ居ル者及徵兵適齡ノ者ニシテ其ノ際現ニ第五十三條ノ二第三號ノ規定ニ該當スルモノ又ハ此等ノ規定施行後同號ノ規定ニ該當スルニ至リタルモノ(第三條ノ規定ニ該當スル者ヲ除ク)ニハ之ヲ適用セズ
前項ノ規定ニ該當スル者ニ付テハ第五十二條ノ改正規定ニ拘ラズ仍從前ノ例ニ依ル
當分ノ內第五十三條ノ二ノ規定ニ依ルノ外第二十六條、第二十七條若ハ第二十九條ノ規定ニ對シ又ハ第三十三條第一項ノ規定ニ對シ勅令ヲ以テ別段ノ定ヲ爲スコトヲ得
共通法第三條第三項ヲ削ル
前項ノ規定施行ノ際徵兵適齡ヲ過ギ居ル者及徵兵適齡ノ者ニシテ其ノ際現ニ戶籍法又ハ朝鮮民事令中戶籍ニ關スル規定ノ適用ヲ受クルモノ又ハ同項ノ規定施行後其ノ適用ヲ受クルニ至リタルモノニ付テハ仍從前ノ例ニ依ル
朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル兵役法中改正法律ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年十月三十日
内閣総理大臣兼陸軍大臣 東条英機
司法大臣 岩村通世
海軍大臣 嶋田繁太郎
内務大臣 安藤紀三郎
法律第百十号
兵役法中左ノ通改正ス
第九条第二項中「四十年迄」ヲ「年齢四十五年ニ満ツル年ノ三月三十一日迄」ニ改メ「戸籍法又ハ朝鮮民事令中戸籍ニ関スル規定ノ適用ヲ受クル者ニシテ」ヲ削ル
第十八条中「四十年」ヲ「四十五年ニ満ツル年ノ三月三十一日」ニ改ム
第十九条ノ二中「未入営期間ノ外概ネ三月以内ノ未入営期間」ヲ「モノノ外現役期間内ニ未入営期間又ハ帰休期間」ニ、「当該期間」ヲ「当該未入営期間」ニ改ム
第二十三条第一項中「戸籍法又ハ朝鮮民事令中戸籍ニ関スル規定ノ適用ヲ受クル者ニシテ」ヲ削ル
第四十五条ノ二
第四十一条第四項ノ規定ニ依リ徴集ヲ延期セラレザルニ至リタル者現役兵トシテ入営スベキ場合ニ於テ軍事上仍修学ヲ継続セシムルノ必要アルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ其ノ入営ヲ延期スルコトヲ得此ノ場合ニ於テハ当該期間ニ相当スル期間現役期間ヲ延長ス
前項ノ規定ニ依リ延長シタル期間ハ次ニ服スベキ兵役ノ期間ニ之ヲ通算ス
第五十二条
削除
第五十三条第一項中「徴兵検査ヲ受クベキ者」ノ下ニ「又ハ徴兵適齢ヲ過ギ帝国ノ国籍ヲ取得シ若ハ回復シタル者」ヲ加フ
第五十三条ノ二ニ左ノ一号ヲ加フ
三
戸籍法及朝鮮民事令中戸籍ニ関スル規定ノ適用ヲ受ケザル者
附 則
本法ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ第九条第二項ノ改正規定中戸籍法又ハ朝鮮民事令中戸籍ニ関スル規定ノ適用ヲ受クル者ニ関スル部分、第二十三条第一項及第五十三条ノ二ノ改正規定、第五十二条ノ改正規定中同条第一項ノ削除ニ関スル部分並ニ附則第六項及第七項ノ規定施行ノ期日ハ勅令ヲ以テ之ヲ定ム
本法(前項但書ニ掲グル規定ヲ除ク)施行前兵役ヲ終リタル者ニシテ昭和十八年ニ於テ年齢四十五年ニ満タザルモノ其ノ兵役ヲ終リタル際現役、予備役、補充兵役又ハ第一国民兵役ニ在リタル者(補充兵役ニ在リタル者ニ在リテハ軍隊ニ於テ教育ヲ受ケタル者ニ限ル)ナルトキハ年齢四十五年ニ満ツル年ノ三月三十一日迄之ヲ第一国民兵役ニ服セシム
第九条第二項ノ改正規定中戸籍法又ハ朝鮮民事令中戸籍ニ関スル規定ノ適用ヲ受クル者ニ関スル部分及第二十三条第一項ノ改正規定ハ此等ノ規定施行ノ際徴兵適齢ヲ過ギ居ル者及徴兵適齢ノ者ニシテ其ノ際現ニ第五十三条ノ二第三号ノ規定ニ該当スルモノ又ハ此等ノ規定施行後同号ノ規定ニ該当スルニ至リタルモノ(第三条ノ規定ニ該当スル者ヲ除ク)ニハ之ヲ適用セズ
前項ノ規定ニ該当スル者ニ付テハ第五十二条ノ改正規定ニ拘ラズ仍従前ノ例ニ依ル
当分ノ内第五十三条ノ二ノ規定ニ依ルノ外第二十六条、第二十七条若ハ第二十九条ノ規定ニ対シ又ハ第三十三条第一項ノ規定ニ対シ勅令ヲ以テ別段ノ定ヲ為スコトヲ得
共通法第三条第三項ヲ削ル
前項ノ規定施行ノ際徴兵適齢ヲ過ギ居ル者及徴兵適齢ノ者ニシテ其ノ際現ニ戸籍法又ハ朝鮮民事令中戸籍ニ関スル規定ノ適用ヲ受クルモノ又ハ同項ノ規定施行後其ノ適用ヲ受クルニ至リタルモノニ付テハ仍従前ノ例ニ依ル
本文
詳細・沿革