戦局の進展に伴い、軍要員確保のため一般兵員の服役年限を40歳から45歳に延長する。また台湾に徴兵制を施行し、台湾同胞を兵役に服させることで、国防上の要員確保と台湾統治の発展を図る。さらに、戦時や事変時に現役兵の入営延期や帰休を可能とし、部隊における教育力を最大限活用する。加えて、従来の本籍地での徴兵検査や全国同比率での徴集という複雑な方法を改め、戦時下での敏活な事務処理を可能とする制度に改める。
参照した発言: 第83回帝国議会 貴族院 本会議 第1号