造幣局における事業量が近年著しく増大したため、従来の据置運転資本額400万円では事業の円滑な遂行が困難となった。そこで据置運転資本を2,600万円増額し、法定額を3,000万円とする。この増額の財源は造幣局資金から充当し、昭和18年度以降に順次繰り入れる。また事業量増大に伴い、工場の新設・拡張が必要となったため、造幣局資金から6,176万104円を一般会計に繰り入れることとする。これらの措置を実現するための法的根拠として本法案を提出する。
参照した発言:
第81回帝国議会 衆議院 本会議 第5号