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本データベースについて
(行政簡素化実施ノ為ニスル逓信省官制中改正電気庁官制廃止ノ件)
法令番号: 勅令第七百五十四號
公布年月日: 昭和17年11月1日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
逓信省官制
廃止:
電気庁官制
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕樞密顧問ノ諮詢ヲ經テ行政簡素化實施ノ爲ニスル遞信省官制中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十七年十一月一日
內閣總理大臣 東條英機
遞信大臣 寺島健
勅令第七百五十四號
遞信省官制中左ノ通改正ス
第一條第一項ヲ左ノ如ク改ム
遞信大臣ハ郵便、電氣通信、郵便及電氣通信ノ附帶業務竝ニ電氣及發電水力ニ關スル事務ヲ管理ス
同條第二項ヲ削ル
第二條中「書記官ハ十四人」ヲ「書記官ハ十七人」ニ改ム
第三條中「管理局」及「經理局」ヲ削リ「郵務局」ノ前ニ「總務局」ヲ、「工務局」ノ次ニ「電氣局」ヲ加フ
第三條ノ二
總務局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一
遞信事務ニ關スル綜合計畫ノ設定其ノ他重要遞信政策ノ綜合調整ニ關スル事項
二
本省所管ノ經費及諸收入ノ豫算、決算竝ニ會計ニ關スル事項
三
會計ノ監査ニ關スル事項
四
本省所管ノ國有財產及物品ニ關スル事項
五
電氣通信用品ノ製造及修繕ノ作業ニ關スル事項
第四條
郵務局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一
郵便ニ關スル事項
二
從事員ノ勤務條件、保健及養成ニ關スル事項
第四條ノ三ヲ削ル
第六條
電氣局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一
電力管理法ニ依ル電力ノ管理ニ關スル事項
二
電氣ニ關スル事業監督、取締及檢定ニ關スル事項
三
發電水力ニ關スル事項
第六條ノ二第一項中「勅任又ハ」ヲ削リ同條ヲ第六條ノ四トス
第六條ノ二
遞信省ニ電氣局參與十五人以內ヲ置キ局務ニ參與セシム
電氣局參與ハ遞信大臣ノ奏請ニ依リ關係各廳勅任官及學識經驗アル者ノ中ヨリ內閣ニ於テ之ヲ命ズ
學識經驗アル者ノ中ヨリ命ゼラレタル電氣局參與ノ任期ハ三年トス但シ特別ノ事由アル場合ニ於テハ任期中之ヲ解任スルコトヲ妨ゲズ
電氣局參與ハ勅任官ノ待遇トス但シ本官ヲ有スル者ニ付テハ本官ノ受クル待遇ニ依ル
第六條ノ三
遞信省ニ專任電氣技監一人ヲ置ク勅任トス
電氣技監ハ電氣局ニ屬シ上官ノ命ヲ承ケ技術ヲ掌理ス
第七條第一項中「事務官專任三十八人」ヲ「事務官專任四十五人」ニ改ム
第七條ノ二第一項中「電信官專任十一人」ヲ「電信官專任八人」ニ改ム
第七條ノ三第一項中「遞信官吏練習所敎官專任三十人」ヲ「遞信官吏練習所敎官專任二十七人」ニ、「十八人奏任十二人判任」ヲ「十六人奏任十一人判任」ニ改ム
第八條中「技師四十二人」ヲ「技師百一人」ニ、「內一人」ヲ「內六人」ニ改ム
第九條中「屬ハ專任四百九十三人」ヲ「屬ハ專任四百七十三人」ニ改ム
第九條ノ二第一項中「電信官補專任十五人」ヲ「電信官補專任十人」ニ改ム
第十條中「技手百八十八人」ヲ「技手二百九十二人」ニ改ム
第十條ノ三第一項中「電信電話建設事務所」ヲ「電氣通信建設事務所」ニ、同條第二項中「電信電話建設事務所長」ヲ「電氣通信建設事務所長」ニ改メ同條ヲ第十條ノ四トス
第十條ノ三
遞信省ニ遞信官吏練習所ヲ置キ遞信官吏又ハ遞信官吏タルベキ者ノ養成ヲ掌ラシム
遞信官吏練習所長ハ遞信書記官ヲ以テ之ニ充ツ
第十條ノ五
遞信省ニ海底線工事事務所ヲ置キ海底線ノ布設及保存工事ヲ掌ラシム
海底線工事事務所長ハ遞信技師ヲ以テ之ニ充ツ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
電氣廳官制ハ之ヲ廢止ス
本令施行ノ際現ニ電氣廳職員ノ職ニ在ル者別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ電氣廳書記官ハ遞信書記官ニ、電氣廳事務官ハ遞信省事務官ニ、電氣廳技師ハ遞信技師ニ、電氣廳屬ハ遞信屬ニ、電氣廳技手ハ遞信技手ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本令施行ノ際現ニ電氣廳職員ニシテ休職中ノ者別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ遞信省職員ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
朕枢密顧問ノ諮詢ヲ経テ行政簡素化実施ノ為ニスル逓信省官制中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十七年十一月一日
内閣総理大臣 東条英機
逓信大臣 寺島健
勅令第七百五十四号
逓信省官制中左ノ通改正ス
第一条第一項ヲ左ノ如ク改ム
逓信大臣ハ郵便、電気通信、郵便及電気通信ノ附帯業務並ニ電気及発電水力ニ関スル事務ヲ管理ス
同条第二項ヲ削ル
第二条中「書記官ハ十四人」ヲ「書記官ハ十七人」ニ改ム
第三条中「管理局」及「経理局」ヲ削リ「郵務局」ノ前ニ「総務局」ヲ、「工務局」ノ次ニ「電気局」ヲ加フ
第三条ノ二
総務局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一
逓信事務ニ関スル綜合計画ノ設定其ノ他重要逓信政策ノ綜合調整ニ関スル事項
二
本省所管ノ経費及諸収入ノ予算、決算並ニ会計ニ関スル事項
三
会計ノ監査ニ関スル事項
四
本省所管ノ国有財産及物品ニ関スル事項
五
電気通信用品ノ製造及修繕ノ作業ニ関スル事項
第四条
郵務局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一
郵便ニ関スル事項
二
従事員ノ勤務条件、保健及養成ニ関スル事項
第四条ノ三ヲ削ル
第六条
電気局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一
電力管理法ニ依ル電力ノ管理ニ関スル事項
二
電気ニ関スル事業監督、取締及検定ニ関スル事項
三
発電水力ニ関スル事項
第六条ノ二第一項中「勅任又ハ」ヲ削リ同条ヲ第六条ノ四トス
第六条ノ二
逓信省ニ電気局参与十五人以内ヲ置キ局務ニ参与セシム
電気局参与ハ逓信大臣ノ奏請ニ依リ関係各庁勅任官及学識経験アル者ノ中ヨリ内閣ニ於テ之ヲ命ズ
学識経験アル者ノ中ヨリ命ゼラレタル電気局参与ノ任期ハ三年トス但シ特別ノ事由アル場合ニ於テハ任期中之ヲ解任スルコトヲ妨ゲズ
電気局参与ハ勅任官ノ待遇トス但シ本官ヲ有スル者ニ付テハ本官ノ受クル待遇ニ依ル
第六条ノ三
逓信省ニ専任電気技監一人ヲ置ク勅任トス
電気技監ハ電気局ニ属シ上官ノ命ヲ承ケ技術ヲ掌理ス
第七条第一項中「事務官専任三十八人」ヲ「事務官専任四十五人」ニ改ム
第七条ノ二第一項中「電信官専任十一人」ヲ「電信官専任八人」ニ改ム
第七条ノ三第一項中「逓信官吏練習所教官専任三十人」ヲ「逓信官吏練習所教官専任二十七人」ニ、「十八人奏任十二人判任」ヲ「十六人奏任十一人判任」ニ改ム
第八条中「技師四十二人」ヲ「技師百一人」ニ、「内一人」ヲ「内六人」ニ改ム
第九条中「属ハ専任四百九十三人」ヲ「属ハ専任四百七十三人」ニ改ム
第九条ノ二第一項中「電信官補専任十五人」ヲ「電信官補専任十人」ニ改ム
第十条中「技手百八十八人」ヲ「技手二百九十二人」ニ改ム
第十条ノ三第一項中「電信電話建設事務所」ヲ「電気通信建設事務所」ニ、同条第二項中「電信電話建設事務所長」ヲ「電気通信建設事務所長」ニ改メ同条ヲ第十条ノ四トス
第十条ノ三
逓信省ニ逓信官吏練習所ヲ置キ逓信官吏又ハ逓信官吏タルベキ者ノ養成ヲ掌ラシム
逓信官吏練習所長ハ逓信書記官ヲ以テ之ニ充ツ
第十条ノ五
逓信省ニ海底線工事事務所ヲ置キ海底線ノ布設及保存工事ヲ掌ラシム
海底線工事事務所長ハ逓信技師ヲ以テ之ニ充ツ
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
電気庁官制ハ之ヲ廃止ス
本令施行ノ際現ニ電気庁職員ノ職ニ在ル者別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ電気庁書記官ハ逓信書記官ニ、電気庁事務官ハ逓信省事務官ニ、電気庁技師ハ逓信技師ニ、電気庁属ハ逓信属ニ、電気庁技手ハ逓信技手ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本令施行ノ際現ニ電気庁職員ニシテ休職中ノ者別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ逓信省職員ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本文
詳細・沿革