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(臨時資金調整法中改正法律)
法令番号: 法律第八十四號
公布年月日: 昭和17年4月1日
法令の形式: 法律
被改正法
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改正:
有価証券移転税法
改正:
臨時資金調整法
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル臨時資金調整法中改正法律ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十七年三月三十一日
內閣總理大臣 東條英機
農林大臣兼拓務大臣 井野碩哉
大藏大臣 賀屋興宣
商工大臣 岸信介
法律第八十四號
臨時資金調整法中左ノ通改正ス
第二條中「商工組合中央金庫」ノ下ニ、「戰時金融金庫」ヲ加フ
第六條第一項中「二十億圓」ヲ「五十億圓」ニ改メ同條第四項中「額面金額二十億圓ヲ限リ」ヲ削ル
第七條ノ二
商工組合中央金庫ハ五千萬圓ヲ限リ商工組合中央金庫法第三十一條ノ規定ニ依ル制限ヲ超エテ債券ヲ發行スルコトヲ得
商工組合中央金庫ハ其ノ債券借換ノ爲債券ヲ發行スル場合ニ於テハ前項ノ制限ニ依ラザルコトヲ得
商工組合中央金庫法第三十三條ノ規定ハ之ヲ適用セズ
第十條ノ二
政府ハ土地其ノ他ノモノニシテ命令ノ定ムルモノヲ收用セラレ若ハ賣却シタル者又ハ其ノ利害關係人ニ對シ命令ノ定ムル所ニ依リ其ノ代償トシテ受クル金錢ノ處分ニ關シ必要ナル命令ヲ爲スコトヲ得
第十三條中「十億圓」ヲ「二十億圓」ニ、「二十圓」ヲ「三十圓」ニ改ム
第十四條ノ二中「五億圓」ヲ「十五億圓」ニ改ム
第十四條ノ四中「每年一囘以上」ヲ削ル
第十五條第一項ニ左ノ但書ヲ加フ
但シ日本勸業銀行法第三十五條ノ二第一項中二十圓トアルハ三十圓トス
第十七條中「五千圓以下ノ罰金」ヲ「二年以下ノ懲役又ハ三千圓以下ノ罰金」ニ改ム
第十八條中「五百圓」ヲ「千圓」ニ改ム
同條第二號ヲ左ノ如ク改ム
二
第十條ノ二ノ規定ニ基キ金錢ノ處分ニ關シ發スル命令ニ違反シタル者
同條第三號ヲ第四號トシ第三號トシテ左ノ一號ヲ加フ
三
第十六條ノ規定ニ違反シ報吿ヲ爲サズ又ハ虛僞ノ報吿ヲ爲シタル者
第十八條ノ二
第十六條ノ規定ニ依ル檢査ヲ拒ミ、妨ゲ又ハ忌避シタル者ハ六月以下ノ懲役又ハ五百圓以下ノ罰金ニ處ス
第十九條中「前二條」ヲ「前三條」ニ改ム
第二十條中「千圓以下ノ罰金」ヲ「二年以下ノ懲役又ハ二千圓以下ノ罰金」ニ改ム
附 則
本法ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
有價證券移轉稅法第九條第二號中「二十圓」ヲ「三十圓」ニ改ム
朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル臨時資金調整法中改正法律ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十七年三月三十一日
内閣総理大臣 東条英機
農林大臣兼拓務大臣 井野碩哉
大蔵大臣 賀屋興宣
商工大臣 岸信介
法律第八十四号
臨時資金調整法中左ノ通改正ス
第二条中「商工組合中央金庫」ノ下ニ、「戦時金融金庫」ヲ加フ
第六条第一項中「二十億円」ヲ「五十億円」ニ改メ同条第四項中「額面金額二十億円ヲ限リ」ヲ削ル
第七条ノ二
商工組合中央金庫ハ五千万円ヲ限リ商工組合中央金庫法第三十一条ノ規定ニ依ル制限ヲ超エテ債券ヲ発行スルコトヲ得
商工組合中央金庫ハ其ノ債券借換ノ為債券ヲ発行スル場合ニ於テハ前項ノ制限ニ依ラザルコトヲ得
商工組合中央金庫法第三十三条ノ規定ハ之ヲ適用セズ
第十条ノ二
政府ハ土地其ノ他ノモノニシテ命令ノ定ムルモノヲ収用セラレ若ハ売却シタル者又ハ其ノ利害関係人ニ対シ命令ノ定ムル所ニ依リ其ノ代償トシテ受クル金銭ノ処分ニ関シ必要ナル命令ヲ為スコトヲ得
第十三条中「十億円」ヲ「二十億円」ニ、「二十円」ヲ「三十円」ニ改ム
第十四条ノ二中「五億円」ヲ「十五億円」ニ改ム
第十四条ノ四中「毎年一回以上」ヲ削ル
第十五条第一項ニ左ノ但書ヲ加フ
但シ日本勧業銀行法第三十五条ノ二第一項中二十円トアルハ三十円トス
第十七条中「五千円以下ノ罰金」ヲ「二年以下ノ懲役又ハ三千円以下ノ罰金」ニ改ム
第十八条中「五百円」ヲ「千円」ニ改ム
同条第二号ヲ左ノ如ク改ム
二
第十条ノ二ノ規定ニ基キ金銭ノ処分ニ関シ発スル命令ニ違反シタル者
同条第三号ヲ第四号トシ第三号トシテ左ノ一号ヲ加フ
三
第十六条ノ規定ニ違反シ報告ヲ為サズ又ハ虚偽ノ報告ヲ為シタル者
第十八条ノ二
第十六条ノ規定ニ依ル検査ヲ拒ミ、妨ゲ又ハ忌避シタル者ハ六月以下ノ懲役又ハ五百円以下ノ罰金ニ処ス
第十九条中「前二条」ヲ「前三条」ニ改ム
第二十条中「千円以下ノ罰金」ヲ「二年以下ノ懲役又ハ二千円以下ノ罰金」ニ改ム
附 則
本法ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
有価証券移転税法第九条第二号中「二十円」ヲ「三十円」ニ改ム
本文
詳細・沿革