戦時要員補充のため、海軍の第一補充兵役期間を1年から陸軍同様の17年4ヶ月に延長する。また、支那事変による出戦兵力増加に備え、必要に応じて徴兵検査の早期実施や徴兵適齢の引き下げを可能とする。さらに、国民兵の戦時における重要性が増したため、平時簡閲点呼の実施や第二国民兵の戸籍移動制限を導入する。加えて、治安維持法改正に伴い、予防拘禁中の徴集延期を可能とする。これらの措置により、戦時体制における兵員確保と管理体制の強化を図る。
参照した発言: 第79回帝国議会 貴族院 本会議 第3号