郵便年金制度を拡張し、年金受取人の生存中のみならず、一定条件下で遺族への年金支払継続を可能とする新種類を創設する。また、戦争・事変による死亡者の遺族への特別支払いを実施し、掛金払込の利便性を向上させる。さらに、現行法の不備を補整し制度を改善することを目的とする。本制度は大正15年に創始され、現在42万件の契約、年金年額3400万円、積立金1億3千万円の実績があり、国民生活の安定と国民経済に貢献している。
参照した発言: 第74回帝国議会 貴族院 本会議 第13号