北支事件に関する経費として、一般会計所属分9,680万余円と朝鮮総督府特別会計所属分21万余円が必要となった。このうち朝鮮総督府特別会計所属分全額と一般会計所属分の国債費相当額85万余円は国庫剰余金で支弁し、残りの9,595万余円については、現在の財政状況と経費の性質を考慮して公債発行により調達することとした。この起債権能を得るために本法律案を提出するものである。
参照した発言: 第71回帝国議会 衆議院 本会議 第4号