米穀需給調節特別会計法の改正理由は以下の3点である。第一に、臨時米穀移入調節法の施行と米穀統制法の運用のため、米穀需給調節特別会計の事業資金の最高金額を7億円から8億5千万円に増額する必要がある。第二に、異常な豊作等の事態に備え、8億5千万円をさらに最高3億円の範囲内で勅令により増額できる規定を設ける。第三に、米穀買入数量等が作柄により変動することから、市価の変動に基づく買入数量の増加など避けがたい事情による予算不足に備えるため、事業費予算の中に予備費を設けることとする。
参照した発言:
第65回帝国議会 衆議院 臨時穀移入調節法案外二件委員会 第2号