造幣局特別会計の資金のうち、約1億3千万円の余裕金が生じている。この余裕金は補助貨幣の改鋳により発生したものであり、一般費用に使用せず基金として留保することが妥当である。この資金を有利に運用し、その利殖金を師範教育の改善及び農村振興に充てることが時宜に適い、基金を最も有効に活用できると考え、本法案を提出するものである。
参照した発言: 第50回帝国議会 衆議院 本会議 第9号