社会の進歩と人口増加に伴い警察事故が増加する中、警察機関の整備強化が急務となっている。しかし現制度では巡査から警部への昇進の道が狭く、適任者の確保が困難である。そこで地方警察費により判任官である警部補の職を新設し、巡査の昇進の途を開くことで優秀な人材を確保したい。この警部補制度の実施に伴い、退隠料及び遺族扶助料等に関する規定を整備するため本法案を提出するものである。
参照した発言: 第26回帝国議会 衆議院 本会議 第12号