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海軍軍属文官従軍服制
法令番号: 勅令第百七十三號
公布年月日: 明治38年5月29日
法令の形式: 勅令
沿革
リンク
改正:
明治41年7月6日 勅令第170号
改正:
大正3年5月21日 勅令第99号
全改:
昭和6年7月9日 勅令第172号
国立国会図書館『官報』
国立国会図書館『法令全書』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕海軍軍屬タル文官從軍服制ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治三十八年五月二十七日
海軍大臣 男爵 山本權兵衞
勅令第百七十三號
海軍軍屬文官從軍服制
海軍軍屬タル文官從軍服制左ノ通之ヲ定ム
帽 海軍將校通常禮服用ノモノニ同シ但シ判任官ニ在リテハ帽ノ周圍ニ黑毛緣ヲ纒ハス
帽覆ハ白若ハ茶褐色トス又前章ハ高サ一寸五分幅一寸八分金ノ櫻葉及金ノ方形內ニ銀二條ノ山形ヲ附ス圖ノ如シ
冬服 地質黑若ハ紺羅紗或ハ「セルジ」製式圖ノ如シ
鈕釦ハ海軍服制二號形ニ同シ
夏服 地質白若ハ茶褐色布或ハ毛織製式冬服ニ同シ
鈕釦ハ海軍服制二號形ニ同シ
外套 海軍將校ニ同シ但シ袖章ヲ除キ鈕釦ハ海軍服制二號形ニ同シ
雨衣 海軍將校ニ同シ
肩章 冬服夏服及外套ニ附著スヘキモノニシテ官等ニ依リ區分スルコト左ノ如シ
高等官一等、二等
紺羅紗製長サ約四寸幅一寸七分トシ銀ノ山形二條ヲ附ス又幅五厘ノ金線四條ヲ附シ二條ツツハ密接セシメ他ノ二條トノ間ヲ五厘トス圖ノ如シ
高等官三等以下
高等官一等、二等ニ同シ但シ金線ハ外方ノ二條ノミトス
判任官
高等官三等以下ニ同シ但シ金線ニ代フルニ銀線ヲ以テス
劒及劒帶 海軍將校禮服用ノモノニ同シ但シ胴輪及小尻ノ模樣ヲ除キ緖及紐ハ黃色絹絲製トシ劒帶ニ前章ヲ附セス
附 則
本令ハ明治三十八年六月一日ヨリ之ヲ施行ス
本令ハ文官待遇者ニモ亦之ヲ適用ス
制服著用者ノ範圍ハ海軍大臣之ヲ定ム
朕海軍軍属タル文官従軍服制ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治三十八年五月二十七日
海軍大臣 男爵 山本権兵衛
勅令第百七十三号
海軍軍属文官従軍服制
海軍軍属タル文官従軍服制左ノ通之ヲ定ム
帽 海軍将校通常礼服用ノモノニ同シ但シ判任官ニ在リテハ帽ノ周囲ニ黒毛縁ヲ纒ハス
帽覆ハ白若ハ茶褐色トス又前章ハ高サ一寸五分幅一寸八分金ノ桜葉及金ノ方形内ニ銀二条ノ山形ヲ附ス図ノ如シ
冬服 地質黒若ハ紺羅紗或ハ「セルジ」製式図ノ如シ
鈕釦ハ海軍服制二号形ニ同シ
夏服 地質白若ハ茶褐色布或ハ毛織製式冬服ニ同シ
鈕釦ハ海軍服制二号形ニ同シ
外套 海軍将校ニ同シ但シ袖章ヲ除キ鈕釦ハ海軍服制二号形ニ同シ
雨衣 海軍将校ニ同シ
肩章 冬服夏服及外套ニ附著スヘキモノニシテ官等ニ依リ区分スルコト左ノ如シ
高等官一等、二等
紺羅紗製長サ約四寸幅一寸七分トシ銀ノ山形二条ヲ附ス又幅五厘ノ金線四条ヲ附シ二条ツツハ密接セシメ他ノ二条トノ間ヲ五厘トス図ノ如シ
高等官三等以下
高等官一等、二等ニ同シ但シ金線ハ外方ノ二条ノミトス
判任官
高等官三等以下ニ同シ但シ金線ニ代フルニ銀線ヲ以テス
剣及剣帯 海軍将校礼服用ノモノニ同シ但シ胴輪及小尻ノ模様ヲ除キ緒及紐ハ黄色絹糸製トシ剣帯ニ前章ヲ附セス
附 則
本令ハ明治三十八年六月一日ヨリ之ヲ施行ス
本令ハ文官待遇者ニモ亦之ヲ適用ス
制服著用者ノ範囲ハ海軍大臣之ヲ定ム
本文
詳細・沿革