台湾総督府法院職員官等俸給及定員令
法令番号: 勅令第百六十四號
公布年月日: 明治31年7月19日
法令の形式: 勅令
朕臺灣總督府法院職員官等俸給及定員令ノ改正ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治三十一年七月十八日
內閣總理大臣 伯爵 大隈重信
內務大臣 伯爵 板垣退助
勅令第百六十四號
臺灣總督府法院職員官等俸給及定員令
第一條 判官檢察官ノ官等ハ高等官一等乃至八等トシ俸給ハ別表ニ依ル
第二條 法院ノ各職專任定員及職俸ハ左ノ如シ
覆審法院長 一人 一級俸乃至三級俸
覆審法院部長 一人 五級俸乃至九級俸
覆審法院判官 五人 九級俸乃至十二級俸
覆審法院檢察官長 一人 二級俸乃至六級俸
覆審法院檢察官 一人 九級俸乃至十二級俸
地方法院長 三人 五級俸乃至十級俸
地方法院判官 十五人
三人九級俸乃至十二級俸
其ノ他十二級俸以下
地方法院檢察官長 三人 六級俸乃至十一級俸
地方法院檢察官 五人 十二級俸以下
書記ハ各院ヲ通シテ七十人トス
第三條 通譯ハ各院ヲ通シテ二十五人トス
奏任通譯ノ官等俸給ハ別ニ之ヲ定ム
第四條 前條各號ノ範圍內ニ在テハ事務ノ繁閑ニ從ヒ隨時其ノ俸給ヲ增減シ又ハ年功ニ因リ之ヲ增加スルコトヲ得
第五條 本令ニ規定セサルモノハ臺灣總督府職員官等俸給令ニ依ル
附 則
本令ハ明治三十一年七月二十日ヨリ施行ス
(別表)
年俸
勅任
奏任
一級四千圓
二級三千五百圓
三級三千圓
四級二千六百圓 五級二千四百圓 六級二千二百圓 七級二千圓 八級千八百圓 九級千六百圓 十級千四百圓 十一級千二百圓 十二級千圓 十三級九百圓 十四級八百圓 十五級七百圓 十六級六百圓
朕台湾総督府法院職員官等俸給及定員令ノ改正ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
明治三十一年七月十八日
内閣総理大臣 伯爵 大隈重信
内務大臣 伯爵 板垣退助
勅令第百六十四号
台湾総督府法院職員官等俸給及定員令
第一条 判官検察官ノ官等ハ高等官一等乃至八等トシ俸給ハ別表ニ依ル
第二条 法院ノ各職専任定員及職俸ハ左ノ如シ
覆審法院長 一人 一級俸乃至三級俸
覆審法院部長 一人 五級俸乃至九級俸
覆審法院判官 五人 九級俸乃至十二級俸
覆審法院検察官長 一人 二級俸乃至六級俸
覆審法院検察官 一人 九級俸乃至十二級俸
地方法院長 三人 五級俸乃至十級俸
地方法院判官 十五人
三人九級俸乃至十二級俸
其ノ他十二級俸以下
地方法院検察官長 三人 六級俸乃至十一級俸
地方法院検察官 五人 十二級俸以下
書記ハ各院ヲ通シテ七十人トス
第三条 通訳ハ各院ヲ通シテ二十五人トス
奏任通訳ノ官等俸給ハ別ニ之ヲ定ム
第四条 前条各号ノ範囲内ニ在テハ事務ノ繁閑ニ従ヒ随時其ノ俸給ヲ増減シ又ハ年功ニ因リ之ヲ増加スルコトヲ得
第五条 本令ニ規定セサルモノハ台湾総督府職員官等俸給令ニ依ル
附 則
本令ハ明治三十一年七月二十日ヨリ施行ス
(別表)
年俸
勅任
奏任
一級四千円
二級三千五百円
三級三千円
四級二千六百円 五級二千四百円 六級二千二百円 七級二千円 八級千八百円 九級千六百円 十級千四百円 十一級千二百円 十二級千円 十三級九百円 十四級八百円 十五級七百円 十六級六百円