第二條 特命全權公使ハ親任官中ヨリ之ヲ兼ネシムルコトアルヘシ
第三條 公使ヲ置カサルノ地ニ於テハ領事官ヲシテ外交事務官ヲ兼ネシムルコトヲ得
第五條 無任所外交官及無任所領事官ヲ以テ外務省ノ事務ニ從事セシムルコトヲ得
第六條 領事ヲ置カサルノ地ニ於テハ便宜貿易事務官ヲ置クコトヲ得
第七條 領事又ハ貿易事務官ヲ置カサルノ地ニ於テハ便宜名譽領事又ハ領事代ヲ置クコトヲ得
第九條 外務大臣必要ト認ムルトキハ公使館及領事館ニ補助員ヲ置クコトヲ得
第十條 無任所外交官及無任所領事官ハ竝セテ二十名ヲ超過スルコトヲ得ス
第十一條 明治十九年三月勅令第五號交際官及領事官制ハ之ヲ廢ス