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本野一郞 (第4版 [大正4(1915)年1月] の情報)

位階・勲等・功級從三位、勳一等
爵位・身分・家柄男爵、舊佐賀藩士
職業法學博士、特命全權大使(露國駐剳)
性別男性
生年月日文久二年二月二十三日 (1862)
親名・続柄 本野盛亨の長男
家族母 ふさ 天保九、六生、亡本野權太夫長女
妻 久子 明元、九生、子爵野村益三姉
男 盛一 明二八、八生
記述部分(略伝)君は舊佐賀藩士本野盛亨の長男にして文久二年二月二十三日を以て生る亡父盛亨は明治元年出仕して神奈川縣大參事外務權少丞外務一等書記官橫濱税關長大阪控訴院檢事大藏大書記官等に歷任し正五位勳五等に叙せらる後退官して日就社を起し讀賣新聞を發刊し其社長となる君は夙に佛國に遊び里昂大學を卒へ尋で同國法律學士となり明治二十三年歸朝外務省飜譯官に任じ同二十六年法學博士の學位を受け外務省參事官政務局長心得外務大臣祕書官法制局參事官公使館一等書記官に歷任し同三十一年十月特命全權公使に任ぜられ白耳義佛國露國に駐劄し日露事件の功に依り勳一等に叙し特に華族に列し男爵を授けらる同四十一年特命全權大使に任じ現に露國に駐剳せり
弟英吉郞(元治元、四生)同亨(明一二、六生)は各其妻子を伴ひ同精吾(同一五、九生、工學士、京都高等工藝學校教授)は其妻花枝(同二三、四生、東京府人佐々木廣勝長女)を伴ひ各分家し妹ふじ(同九、三生)は男爵岩佐新に嫁せり
住所・電話番号在露國日本大使館
東京、麻布、東鳥居坂町二 電話芝九六三
参照人物(親類)子爵野村益三、男爵岩佐新本野英吉郞本野亨
参照次数5 (※なし4)
読みもとの いちろう
別名
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