德川家達 (初版 [明治36(1903)年4月] の情報)
| 位階・勲等・功級 | 正三位、勳四等 | |
|---|---|---|
| 爵位・身分・家柄 | 公爵、麝香間祗候、舊將軍家 | |
| 職業 | 貴族院議員 | |
| 性別 | 男性 | |
| 生年月日 | 文久三年七月十一日 (1863) | |
| 親名・続柄 | 德川信慶の三男 | |
| 家族 | 曾祖母 實成院 文久四月一月生先々代家茂母 妻 泰子 慶應三年九月生公爵近衞篤麿妹 男 家正 明治十七年三月生 | |
| 記述部分（略伝） | 當家は清和天皇の末孫鎭守府將軍源經基より八代德川義季十六世の孫德川家康の後なり家康關ケ原の一戰終に天下を一掃して三百年の大業を開く以來綿々として十五代德川慶喜に至る慶喜は水戸光圀八代の孫德川齋昭の男なり慶喜大政を返上してこゝに維新の革命を見るに至る 君は其の後にして田安家故正三位信慶の三男なり文久三年七月十一日を以て生る幼名を龜之助といふ慶應元年田安家を繼ぎ明治元年德川家を繼ぎ駿州府中の城主となる同十年英國に留學し同二十三年貴族院議員となり同二十九年正三位に同三十年勳四等に叙せらる現に麝香間祗候貴族院議員たり 家族は尚ほ女綾子（明治三十年四月生）同綏子（同三十年十月生）あり 先代慶喜（天保八年九月生）養弟厚（明治七年二月生慶喜四男）は分家し養弟博（同十年八月生慶喜五男）は侯爵池田輝知の後を續ぎ仲博と改名し養弟精（同二十一年八月生）は伯爵勝安房の後を續ぎ妹鎭子（慶應二年五月生）は伯爵酒井忠篤に養妹鏡子（同六年六月生慶喜長女）は伯爵德川達孝に同鐵子（同八年十月生慶喜三女）は伯爵德川達道に同筆子（同九年七月生）は侯爵蜂須賀茂昭長男正韶に同浪子（同十三年九月生慶喜七女）は男爵松平齊に同國子（同十五年一月生慶喜八女）は子爵大河内輝耕に嫁し同經子（同十五年九月生慶喜九女）は華頂宮博恭王殿下妃たり | |
| 住所・電話番号 | 東京府豐多摩郡千駄ケ谷村五六二 電話新橋一〇〇二 別邸東京市小石川區小日向第六天町五四 電話番町一五七 | |
| 参照人物（親類） | 華頂宮家、男爵德川厚、侯爵池田仲博、伯爵勝精、伯爵德川達孝、伯爵德川達道、侯爵蜂須賀茂韶、男爵松平齋、子爵大河内輝耕、伯爵酒井忠篤 | |
| 参照次数 | 11 | |
| 読み | とくがわ いえさと | |
| 別名 | 龜之助 | |