保健医療技術の進歩により、ヒトゲノム解析や人工知能等の技術革新が社会保障、公衆衛生、社会福祉等の幅広い分野で応用可能となっている。また、エボラ出血熱等の公衆衛生危機への対応や高齢化に関する国際的な取り組みのため、医学的知見に基づく一元的な施策推進の必要性が高まっている。このような状況に対応し、厚生労働省の所掌事務を的確に遂行するため、医学的知見に基づき所掌事務を総括整理する職として医務技監を新設する。
参照した発言: 第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号