下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、判事の員数を50人増加し、判事補の員数を23人減少させる。これは判事の定員を27人増員するとともに、判事補から判事への23人の振り替えにより執務体制を強化するものである。また、裁判官以外の職員については、裁判所書記官を24人増員し、裁判所事務官を17人増員する一方、技能労務職員等を76人減員することで、全体として35人の減少を図る。これらの措置により、事件処理の支援体制強化および国家公務員の女性活躍とワーク・ライフ・バランス推進を実現しつつ、裁判所事務の合理化・効率化を進めることを目的とする。
参照した発言:
第193回国会 衆議院 法務委員会 第4号