近年、我が国において過労死等が多発し社会問題となっており、本人や遺族、社会にとって大きな損失となっていることから、過労死等の防止対策を推進する必要がある。そのため、過労死等に関する調査研究を行い、その成果を効果的な防止策に活用するとともに、国民の関心と理解を深めることを基本理念とする。また、国の責務を定め、啓発月間を設けるほか、政府による大綱の策定、厚生労働省における推進協議会の設置、相談体制の整備、民間団体支援などの具体的施策を実施する。これにより、過労死等のない、仕事と生活が調和した、健康で充実して働き続けることのできる社会の実現に寄与することを目指す。
参照した発言:
第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
総則(第一条―第六条) |
過労死等の防止のための対策に関する大綱(第七条) |
過労死等の防止のための対策(第八条―第十一条) |
過労死等防止対策推進協議会(第十二条・第十三条) |
過労死等に関する調査研究等を踏まえた法制上の措置等(第十四条) |
労働保険審査会 |
|
過労死等防止対策推進協議会 |