行政書士は行政手続の円滑化に寄与してきたが、社会環境の変化に伴い、国民のニーズへの的確な対応と利便性向上が求められている。そこで、行政に関する手続の円滑な実施と国民の利便向上を図るため、特定行政書士制度を創設する。日本行政書士会連合会が実施する研修課程を修了した特定行政書士は、行政書士が作成した官公署提出書類に係る許認可等に関する審査請求、異議申立て、再審査請求等の行政庁に対する不服申立ての手続について代理し、その手続に関する書類を作成することができることとする。
参照した発言:
第186回国会 衆議院 総務委員会 第26号