大学が人材育成やイノベーションの拠点として教育研究機能を最大限に発揮するためには、学長のリーダーシップのもとで戦略的な大学運営を可能にするガバナンス体制の構築が不可欠である。そのため、学長を補佐する体制の強化、大学運営における権限と責任の一致、学長選考の透明化等の改革を進める必要がある。これらの観点から、副学長の職務内容の改定、教授会の役割の明確化、国立大学法人の学長選考に関する規定の整備などの措置を講ずるものである。
参照した発言: 第186回国会 衆議院 本会議 第26号