漁業災害補償制度は1964年の創設以来、漁業再生産の確保と経営の安定に重要な役割を果たしてきた。しかし、近年の水産業を取り巻く厳しい環境の中で漁業経営はさらに厳しさを増している。そのため、本制度が漁業経営の安定に資する役割を着実に果たしていけるよう、漁業者のニーズや漁業実態に即した制度の健全かつ円滑な運営を確保することを目的として本法律案を提出するものである。
参照した発言: 第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号