近年の低金利により独立行政法人福祉医療機構の障害者スポーツ支援基金の運用益による助成金額が減少傾向にある一方、平成17年に長野県で開催予定のスペシャルオリンピックス世界大会への助成確保が求められている状況を踏まえ、障害者スポーツ振興のための特別な助成措置を講じる必要がある。そのため、機構が特に必要と認める場合に基金の一部を取り崩して助成に充てることを可能とし、その際は厚生労働大臣の承認を要することとする。取り崩しは基本的に今回一回限りとし、公布日から施行する。
参照した発言:
第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号